“1強”全北現代の監督は中国へ…韓国Kリーグの「監督大移動」が現実的に

2018年10月24日 サッカー #Kリーグ

チェ・スンホ監督は浦項スティーラースを3年ぶりに上位リーグ(上位6チームによる順位決定リーグ)に導いたが、今年で契約が満了する。クラブ側は「チェ・スンホ監督と再契約を交わすなどの次の準備はしていない」と語った。済州ユナイテッドのチョ・ソンファン監督は、チームを4年連続で上位リーグに導いたが、昨年末に再契約した際の期間は1+1年だったという。

2部リーグ下位圏だった慶南FCを来年のACL出場にまで育て上げたキム・ジョンブ監督は、株価が暴騰するというのが変数だ。チームに復帰したものの、今年末を最後に引退すると宣言した水原三星のソ・ジョンウォン監督の後任も気になるところ。そのほかにも江原FCのキム・ビョンス監督、全南ドラゴンズのキム・インワン監督、仁川ユナイテッドのヨルン・アンデルセン監督も成績の低下などによって、契約期間にかかわらず途中降板する可能性がある。

引退宣言した水原三星のソ・ジョンウォン監督

(関連記事:「鹿島はものすごく良いチーム」「特に警戒すべき選手は…」ACL前日、水原三星監督が鹿島を分析

韓国サッカー界では、蔚山現代のキム・ドフン監督と大邱FCのアンドレ監督、そしてソウルFCのチェ・ヨンス監督だけが安泰と見られている。

(構成=呉 承鎬)

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