「鹿島はものすごく良いチーム」「特に警戒すべき選手は…」ACL前日、水原三星監督が鹿島を分析

韓国Kリーグ・水原三星ブルーウィングスのソ・ジョンウォン監督は、攻撃的な試合運びで、16年ぶりのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進出したいと抱負を明かした。

水原は10月24日午後7時、水原ワールドカップ競技場で行われるACL準決勝セカンドレグで、Jリーグの鹿島アントラーズと対戦する。

10月3日にアウェイで行われたファーストレグで、水原は2点を先制しながら2-3の逆転負けを喫した。 水原はセカンドレグで勝利すれば、決勝に進出できる。

今回の試合は、今季の東アジア最高クラブを決める試合でもある。ソ・ジョンウォン監督は試合前日の10月23日に公式記者会見を行い、「守備よりは攻撃に重きを置いて試合をリードしていく。中盤で主導権を握らなければならない」と述べた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ソ・ジョンウォン監督

――鹿島とのセカンドレグを控え、覚悟は。

かなり重要な試合だ。困難な状況だが、明日はホームゲームだ。

水原は最近3連勝をマークしており、上昇気流に乗っている。準備は整っていると思う。ファーストレグで負けたため、セカンドレグで挽回して勝利し、決勝に進出したい。

――ファーストレグとの違いは。

ファーストレグはアウェイ戦だった。アウェイで選手たちがよく戦ったが、惜しくも敗れた。雰囲気といろいろな状況が違う。あのときとはかなり違うのではないか。

明日は精神的なコンディションと雰囲気が良いから、勢いに乗って良い試合ができると思う。

――辞意を表明してから約1か月半の空白期間を経て、チームに復帰した。変わった点は?

選手たちのモチベーションを誘発したのは事実だ。安定感を取り戻し、自信を取り戻した。これまでは全体的に意気消沈していた。

そんな状況から抜け出して、最近はグラウンドに立つと自信たっぷりにプレーしているから、良く作用していると思う。

――鹿島が守りを固めてくると予想されるが。

現状では有利なことはない。我々は勝たなければならない。

我々はそのために明日の試合に真剣に臨むつもりだ。守備よりは攻撃に重きを置き、試合をリードしていく。中盤で主導権を握らなければならない。

――明日の試合はサポーターも多く集まらなければならない。ファンに一言ほしい。

水原は連勝中で、雰囲気も良く、コンディションも悪くない。私は選手たちに、勝利に酔うことなく、すべて忘れようと言った。最も重要なのは、明日の試合だ。

闘志を燃やし、渾身の力をふりしぼって、明日の試合に備えなければならない。冷静さが最も重要だ。

そのためには、ホーム戦に多くのサポーターが集まり、少しでも選手たちの力になるように、たくさんの応援をお願いしたい。

――鹿島の戦力をどう見るか。

ものすごく良いチームだ。全体的に選手のレベルが上位クラスにある。

そのなかでも特に注意しなければならない選手は、鈴木優磨とMFのレオ・シルバだ。選手たちは注意が必要だ。

鹿島も良いペースできている。全体的に鹿島の雰囲気も悪くない。明日は迫力あふれる試合になるだろう。

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