203cmの長身を誇る城南(ソンナム)FCのセルビア人FWフェイサル・ムリッチ(27)が、Kリーグ1(1部)第26節のMVPに選ばれた。
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ムリッチは8月2日、済州(チェジュ)ワールドカップ競技場で行われた済州ユナイテッド対城南FCの試合で2ゴールを記録し、城南の2-1の勝利に貢献した。
ムリッチは前半25分、DFキム・フンミン(21)が右サイドから上げたパスを受け、右足で先制ゴールを決めた。続く後半2分にはMFシム・ドンウン(32)がゴール前に出したパスを右足で押し込み、マルチゴールを記録した。
Kリーグ1第26節のベストチームは江原(カンウォン)FCだ。
江原FCは8月3日、春川(チュンチョン)松岩(ソンアム)スポーツタウンで行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースとの試合で、FWヤン・ヒョンジュン(20)とMFファン・ムンギ(25)のゴールで2-1と勝利した。江原は2位の全北から金星を奪った。
ベストマッチは、8月3日に仁川(インチョン)サッカー専用競技場で行われた仁川ユナイテッド対水原(スウォン)FCの試合だ。
この日の試合は仁川がFWキム・ボソプ(24)の先制ゴールでリードしたが、水原FCがFWキム・ヒョン(29)のゴールで同点に追いついた。試合は1-1の引き分けに終わったが、仁川は短いパスをベースにサイド支配するプレーを、水原FCは長身FWキム・ヒョンを活用したターゲットプレーを披露するなど、両チームが特色ある戦術を見せて熾烈な様相を見せた。
以下、ベストイレブン。
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FW:チョン・ジヌ(水原三星ブルーウィングス)、フェイサル・ムリッチ(城南FC)、オ・ヒョンギュ(水原三星ブルーウィングス)
MF:ヤン・ヒョンジュン(江原FC)、シン・ジンホ(浦項スティーラース)、ヴァレリ・カザイシュヴィリ(蔚山現代)、キム・デウォン(江原FC)
DF:キム・ジス(城南FC)、グラント(浦項スティーラース)、チャン・ホイク(水原三星)
GK:パク・ベジョン(水原FC)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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