元ガンバ大阪のファン・ウィジョが欧州初ゴールを記録!! 開幕スタメンに前進

フランスの1部リーグに進出した韓国代表ストライカー、ファン・ウィジョ(ジロンダン・ボルドー)が欧州初ゴールでファンの心を捕らえた。

ボルドーに入団したファン・ウィジョは8月5日(以下日本時間)、フランスのヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドーで行われたジェノアCFCとのプレシーズン最終戦の親善試合で、0-2の状況だった前半37分、追撃となるゴールを記録した。

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先発出場したファン・ウィジョは、背番号28番をつけてチームの最前線に立った。ホームグラウンドを初めて踏んだ試合でゴールを決め、レギュラー争いでも一歩前進した。ファン・ウィジョは得点シーンだけでなく、何度もシュートを撃って、昨シーズン得点不足に苦しんだボルドーのストライカーになる可能性を示した。

日本のJリーグ、ガンバ大阪から移籍金200万ユーロ(約2億4000万円)でボルドーに移籍したファン・ウィジョは、合宿地の米ワシントンで行われたモンペリエHSCとの試合に後半から出場し、ボルドーでのプレーを開始した。その1週間後、オーストリアで開かれたガラタサライSKとの親善試合では、初めて先発出場した。前半45分を消化し、シュートチャンスもあったが、得点は記録できなかった。

そんななかホームデビュー戦で、待望のゴールが生まれた。

ジロンダン・ボルドー対ジェノアCFCの親善試合

ファン・ウィジョは序盤、チームメイトと呼吸を合わせることに注力した。ゴール前に向かうファン・ウィジョに数回パスが入ったが、相手DFにブロックされ、流れが切れるシーンが見られた。試合が中断されるたびに、ウイングバックの選手とポジショニングについて相談し、チャンスを狙った。

その成果は前半37分に出た。ヤシン・アドリのシュートがDFに当たってペナルティエリアの正面に流れると、ファン・ウィジョに流れてきた。ゴール前の混戦状況で冷静にスペースを作ったファン・ウィジョは、DFの間をつく右足シュートでゴールネットを揺らした。

ガンバ大阪と韓国代表の試合でもよく見せていたファン・ウィジョらしいワンダーゴールが、ボルドーでも的中した。ホームファンも拍手をしながら、彼のデビューゴールを賞賛した。

(写真=ボルドー公式SNS)ゴールを決めたファン・ウィジョ(28番)が祝福されている

その後もファン・ウィジョはいくつかの決定的なシーンを作った。後半16分、両チームが多くの選手交代を行う過程で、ベンチに下がっている。ピッチを出たファン・ウィジョに対して、ホームファンは起立して拍手を送った。ボルドーは2-3で敗れた。

ボルドーは来る8月11日午前3時、アンジェSCOとアウェーでフランス1部リーグの開幕戦を行う。その試合がファン・ウィジョの公式デビュー戦となるのか、注目したい。

(写真=ボルドー公式SNS)ファン・ウィジョ

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