「“韓日戦”の勝負は面白くなる」バドミントン日本代表率いる韓国人監督に直撃!【現地取材】

2022年05月13日 スポーツ一般

「“韓日戦”の勝負は面白くなりそうだ」

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現在、タイ・バンコクのインパクトアリーナで開催されている、バドミントンの団体世界一を決定する国・地域別対抗戦の男子トマス杯と女子ユーバー杯。

本日(5月13日、日本時間)行われる女子ユーバー杯準決勝では、韓国と日本による宿命のライバル対決が繰り広げられる。

そんな決戦を控え、バドミントン日本代表を率いる韓国出身のパク・ジュボン監督は、「(第1シングルスで顔を合わせる)両国のエース、アン・セヨンと山口茜は、昨年から数回対決して勝敗を分け合った“天敵”同士だ」と伝えた。

世界ランキングではアン・セヨン(20)が4位で、山口茜(24)が1位。両者は去る3月の全英オープン女子シングルス決勝で対戦し、当時は山口が2-0で勝利した。

韓国は前日に行われたデンマークとの準々決勝で3-0の完勝を収め、ベスト4進出を果たした。日本も山口らの活躍で台湾を下し、勢いに乗っている。

現地で写真撮影に応じたパク・ジュボン監督

パク・ジュボン監督は、韓国戦の第2シングルスで奥原希望(27)を送り出す可能性について、明確な言及を避けた。指揮官とともに日本のシングルスコーチを務めるチェ・サンボム・コーチも、「それを教えることはできない」と言葉を慎んだ。

世界6位の奥原が第2シングルスで登場するとなれば、韓国は相対する世界19位キム・ガウン(24)への負担が増す。アン・セヨンが第1シングルスで山口に敗れれば、韓国の勝利の可能性は低くなるしかない。

第2シングルスだけでなく、シム・ユジン(23)が出場する第3シングルスでも、客観的な戦力では韓国が劣勢だからだ。

日本は第3シングルスで世界13位の高橋沙也加(29)を送り出す見込みだ。シム・ユジンは世界46位であるうえ、国際経験も足りていない。

ただ、ダブルスでは両国が火花を散らす見通しだ。実際、パク・ジュボン監督も「両チームともダブルスの選手のコンディションが良くない」と、均衡した勝負になることを予想した。

ダブルスでは、日本から世界3位の福島由紀(29)&廣田彩花(27)、5位の松本麻佑(26)&永原和可那(26)が出場する可能性が高い。

一方、韓国は世界2位のシン・スンチャン(27)&イ・ソヒ(27)が出場するものの、世界4位のキム・ソヨン(29)&コン・ヒヨン(25)がキム・ソヨンのふくらはぎ負傷でペアを組めなくなったため、代理でキム・ヘジョン(24)がコン・ヒヨンとペアを組むことが、イ・ギョンウォン女子代表コーチによって明らかにされている。

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