2022シーズンがスタートした韓国女子ツアーで、約3年ぶりに観客入場が許可されることになった。
来る4月21日から24日までの4日間にかけて、慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キムへ)市の伽耶(カヤ)CCで韓国女子ツアーの2022シーズン第3戦「ネクセン・セントナインマスターズ2022」(パー72/6813ヤード)が行われる。
今大会は韓国女子ツアーのなかでも最長コースとして設計されており、豪快な長打対決が予想されている。反面、選手としてはいつも以上に徹底したメンタル管理が求められている。
今回で9回目を迎える「ネクセン・セントナインマスターズ」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客開催となった昨年を除けば、毎大会で釜山(プサン)、嶺南(ヨンナム)地域のギャラリーが集い、壮観を演出してきた。
主催者ネクセンタイヤの80周年と、セントナインのブランドローンチ10周年を迎えた今年の大会は、3年ぶりにギャラリー入場が許可される予定だ。すでに去る9日から会場入場のためのギャラリーチケットのオンライン予約がスタートしており、現地でもチケット購入をすることができる。
なお、2022シーズンの韓国女子ツアーではすでに終了した開幕戦「ロッテレンタカー女子オープン」のみ無観客開催で、14~17日に行われる第2戦「メディヒール・韓国日報チャンピオンシップ」から観客入場が解禁される。
前回の2021年大会では、パク・ミンジ(23)が通算10アンダーの「278」でシーズン初優勝を果たした。同年に驚異の通算6勝を達成し、年間MVPに相当する大賞をはじめ、賞金女王、最多勝の“3冠”に輝いたパク・ミンジの天下が始まった場所だ。
パク・ミンジ以前にも、「ネクセン・セントナインマスターズ」は韓国女子ゴルフのスター誕生の登竜門としての地位を固めてきた。
2015年大会王者のコ・ジンヨン(26)、2016年大会優勝者のパク・ソンヒョン(28)は、それぞれ大賞を受賞し、その後米国女子ツアーへと挑戦の場を移した。
今年でローンチ10周年を迎えたセントナインは、これまで多くのゴルファーのメンタルメイトとしてマインドコントロール向上に貢献した。
今年はゴルフキャラクターにリニューアルされた「メンタルメイト」第2世代キャラクターが会場の各所で紹介される予定であり、これを活かした新グッズも初披露される予定だ。
前回大会同様、9つのメンタルメイトが18個のホールとマッチングし、各コース別の攻略に必要なメンタルが一体何なのか、ゴルフファンに観る楽しさを届ける見通しだ。
なお、120人の選手が出場を予定している「ネクセン・セントナインマスターズ2022」は、4ラウンド72ホールで行われる。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ