元ガンバ大阪ファン・ウィジョか、24歳の新鋭FWか。熾烈さ増す韓国代表「ストライカー争い」

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かつてガンバ大阪で活躍したFWファン・ウィジョ(29、ボルドー)か、“東京五輪落選”を経験したFWチョ・ギュソン(24、金泉尚武)か。韓国代表のストライカーの座を巡る争いが熾烈さを増している。

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去る3月14日に発表された韓国代表のカタールW杯アジア最終予選メンバー。24日にホームでイラン代表、29日にアウェーでUAE代表と戦う2試合に向けて、ポルトガル人指揮官のパウロ・ベント監督はFWにファン・ウィジョとチョ・ギュソンの名前を載せた。

ベント監督が韓国代表指揮官に就任して以降、ストライカーの座を守っていたのはファン・ウィジョだった。

ところが、ワールドカップ・イヤーの2022年に突入してから、その気流が徐々に変わりつつある。ファン・ウィジョのバックアップ要員と考えられていたチョ・ギュソンが、ここにきて急浮上を見せているからだ。

「ファン・ウィジョの控え要員」が台頭

今年1月、国内組中心で行われた韓国代表トルコキャンプでの国際親善試合で、チョ・ギュソンは驚くべき活躍を見せた。

特に、同月15日のアイスランド代表戦では自身のAマッチ初ゴールとなる先制点を挙げ、チームを5-1の大勝に導いた。得点のほか、豊富な運動量、2列目との連携など、攻撃面全般でハイレベルのパフォーマンスを見せた。

チョ・ギュソンの活躍を自らの目で見守ったベント監督は、トルコキャンプ直後に欧州組も合流して戦ったW杯最終予選2試合(レバノン代表戦、シリア代表戦)で、チョ・ギュソンとファン・ウィジョを“共存”させる選択を取った。

これまでは4-2-3-1、4-3-3など1トップを採用してきたなか、4-4-2と2トップのフォーメーションを用いたのだ。結果として、レバノン代表戦では2人の活躍で勝利を得た。当時、ファン・ウィジョ挙げたクロスにチョ・ギュソンが合わせ、1-0で白星を挙げていた。

(写真提供=韓国サッカー協会)チョ・ギュソン

2人は本来、プレースタイルの似た選手として分類されていた。より詳細に見ると、ファン・ウィジョがチョ・ギュソンの“アップグレードバージョン”という認識を受けていた。

このため、一部のファンからは「チョ・ギュソンではなくほかのタイプのストライカーを招集した方が良いのではないか」という指摘も飛んだ。

ただ、ベント監督はこうした外部の声を払拭するかのように、チーム内に善意の競争をもたらしただけでなく、実戦で効果的な共存を引き出すことに成功した。

2人を同時起用した場合、ウィングとしてもプレー可能なファン・ウィジョが中央にサイドにと動き回って相手の守備を引き出し、そこを突いたチョ・ギュソンがゴール前でフィニッシュに集中するというのが代表的な攻撃パターンとなる。

今季好調のチョ・ギュソン、チームの不振に苦しむファン・ウィジョ

W杯最終予選がスタートした昨年9月に初招集を受けて以降、瞬く間にA代表に定着したチョ・ギュソン。彼が“代表ストライカー”の座に強い思いを抱くのには理由がある。

それは、昨夏に行われた東京五輪の最終エントリー発表前、ファン・ウィジョがオーバーエイジ枠としてU-24韓国代表に合流したために、同じポジションのチョ・ギュソンがメンバーから落選したためだ。それまで着実に同世代の代表で主力を担っていただけに、当時チョ・ギュソンが感じた悔しさは計り知れないだろう。

オリンピック出場の夢が叶わなかったチョ・ギュソンは、今年に迫ったW杯だけは逃さないという一念で、今も自分自身と戦い続けている。実際、チョ・ギュソンは先月に開幕した2022シーズンのKリーグ1(1部)で、これまで4ゴールを決めて得点ランキング単独首位を走っている。

一方のファン・ウィジョは、今季リーグ・アンで2シーズン連続となる二桁得点を達成。さらにはリーグ・アンにおけるアジア人最多得点記録更新、アジア人初のハットトリックなども果たしたが、降格圏に沈むチームの不振もあり、直近1カ月はゴールがない。

チョ・ギュソンが国内で勢いに乗っているだけに、ファン・ウィジョとしては奮闘せざるを得ない状況だ。

(写真提供=韓国サッカー協会)ファン・ウィジョ

そのため、今度のW杯最終予選ではこれまで以上に2人のパフォーマンスに注目が集まる。

前回のレバノン代表戦、シリア代表戦ではFWソン・フンミン(29、トッテナム)、FWファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)の両ウィングが負傷により欠場した。彼らの不在、そしてチョ・ギュソンの好調もあり、ベント監督は2トップ採用に至った。

ただ、今回はソン・フンミンもファン・ヒチャンも代表に復帰したため、1トップを採用する意向を表明している。つまり、先発出場のチャンスが与えられるのはファン・ウィジョ、チョ・ギュソンの2人のうち1人しかいないということだ。

経験豊富なファン・ウィジョか、国内で勢いに乗るチョ・ギュソンか。激しさを増す2人のストライカー争いは韓国代表の注目すべき見どころだ。

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