横浜F・マリノスからレンタル移籍で蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に加入した元日本代表MF天野純(30)が、韓国2試合目にして圧巻の活躍を披露した。
蔚山現代は2月26日、アウェーの炭川(タンチョン)総合運動場で行われたKリーグ1(1部)第2節で城南(ソンナム)FCに2-0で勝利。
4-2-3-1のトップ下で先発フル出場した天野は2ゴールの活躍でチームの勝利に貢献した。
天野の得点が生まれたのは後半開始早々。後半1分、左サイドバックのDFソル・ヨンウ(22)が上げたクロスに反応すると、天野がこぼれ球を左足でボレーシュート。ボールはクロスバーに当たりゴールに吸い込まれ、Kリーグでの自身初得点とともに、蔚山現代の今季初得点となった。
その後、同10分にはペナルティエリア内でドリブルを仕掛けた際に後ろから足をかけられ、PKを獲得。ただ、PKはキッカーのジョージア代表MFヴァレリ・カザイシュヴィリ(29)が相手GKに止められたため、追加点とはならなかった。
それでも天野の活躍は止まらず、同21分には右サイドでのドリブル突破でファウルをもらい、相手DFの退場を誘発。同38分には、敵陣ペナルティエリア内でのボール奪取からこの試合2度目となるPKを獲得し、今度は自らPKを沈め、2点目に成功した。
大車輪の活躍で試合後にはヒーローインタビューにも登場した天野。ここでは本紙『スポーツソウル』が撮影した天野のプレーぶりを一挙お届けする。
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