母国復帰のバルサ下部出身イ・スンウ、Kリーグデビュー飾るも結果残せず…トップフォームはまだ遠いか

バルセロナ下部組織出身の元韓国代表FWイ・スンウ(24、水原FC)が、Kリーグ開幕戦に出場した。

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イ・スンウは2月19日に行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースとの2022シーズン開幕戦で、後半開始とともにピッチに立った。

水原FCのキム・ドギュン監督は試合前、イ・スンウを交代リストに載せ、「ケガなく冬の練習をこなしてきたが、コンディションはまだ完璧ではないと思った。前半中盤か後半に出るよう準備した」と出場を予告していた。

この試合、イ・スンウの一挙手一投足に視線が集まった。イ・スンウはヤン・ドンヒョン(35)との交代で出場し、攻撃に活力を吹き込んだ。後半15分にはボックス内でシュートを試みるも、相手GKのファインプレーに防がれた。

(写真=韓国プロサッカー連盟)イ・スンウ

試合は全北現代が1-0で勝利。イ・スンウは45分間にわたってプレーしたが、初得点、初アシストは次の機会に持ち越されることとなった。まだまだトップフォームに程遠いようだ。

キム・ドギュン監督も、「全体的なフィジカルコンディションがまだ足りない。練習や試合を通じてもう少し引き上げる必要があり、努力すべき部分もある」と、この試合を評した。

「もう少し適応しなければ」

ヨーロッパで1年以上実戦から遠ざかっていたイ・スンウには“時間”が必要だ。昨シーズンはシント=トロイデンVV(ベルギー)で1試合も出場できなかった。

2021年12月に韓国国内へと復帰し、チームに合流してトレーニングを行ったが、開幕時期がこれまで以上に早く、トップコンディションまで仕上げる時間が足りなかったようだ。

イ・スンウは試合後のインタビューで、自分のプレーよりも“デビュー戦”に焦点を置いていた。

「強いフィジカルを持った良い選手がいたので、簡単ではない相手だった」とした上で、「初戦に過ぎない。試合が多く残っているため、ますます良くなるだろう。デビューしたことに意味を置きたい。私も新しく来て、チームに新しく来た選手たちも一緒に歩調を合わせている段階だ。まだ、もう少し適応しなければならないようだ。コンディションを引き上げて、より良い試合ができるようにしたい」と決意を語った。

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