韓国フィギュアスケートの“看板選手”チャ・ジュンファン(高麗大)が、順調なスタートを知らせた。
チャ・ジュンファンは2月8日、中国で行われた北京冬季五輪フィギュアスケート男子シングル・ショートプログラムに出場した。見事な演技を見せ、技術点(TES)54.30点、芸術点(PCS)45.21点の計99.51点を記録した。
チャ・ジュンファンは23番滑走で登場した。彼は『Fate of the Clockmaker』に合わせて銀盤で演技した。必殺技である4回転サルコーを見せ、続いてトリプルルッツ-トリプルループのコンビネーションをしっかりと着氷させた。そしてトリプルアクセルをきれいに決め、オリンピック初ステージを順調に終えた。
チャ・ジュンファンが記録した99.51点は自己ベストだ。彼は去る1月、国際スケート競技連盟(ISU)四大陸選手権大会で98.96点を記録した。チャ・ジュンファンは北京の舞台でショートプログラム自己ベストを叩き出し、出場選手29人中、24人に付与されるフリー進出権を確保した。
2018年の平昌冬季五輪で15位だったチャ・ジュンファンは、今回の北京五輪で韓国男子シングル史上、初となるトップ10入りを狙う。
なお北京五輪の優勝候補で、オリンピック3連覇を目指す日本の羽生結弦は、4回転サルコーが抜けて1回転のミスとなり、計95.15点だった。平昌五輪で銀メダルの宇野昌磨は105.90点と好スタートを切った。
◇チャ・ジュンファン プロフィール
2001年10月21日生まれ。韓国・ソウル出身。身長178cm。趣味は音楽、映画鑑賞。韓国のバラエティ番組で東方神起のユンホと共演したこともある。その長身と甘いマスクから海外でも人気が高く、「ベイビージュン」「ジュンリエット」「チャーミングジュン」といった愛称が付けられている。
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