韓国野球委員会(KBO)による、2022ネクストレベルトレーニングキャンプの2次トレーニングが始まった。今回は高校入学予定の育成年代が対象だ。
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去る1月に第一次キャンプを行ったKBOは、2月7~25日にかけて、済州道西帰浦市(チェジュド・ソグィポシ)で大韓野球ソフトボール協会(KBSA)が選抜した高校入学予定の優秀選手40人を対象に第二次キャンプを開く。
2次トレーニングでは、育成年代の身体面での発達を助けるフィジカルトレーニングを全体期間で進行する予定だ。KBO医務委員会が派遣した専門トレーナーが、技能検査を通じて選手別データを測定、分析。この結果をもとに、筋力の足りない部位や能力を強化するオーダーメイド型トレーニング方法を提示する。
当該データは、幼少年野球選手育成のための韓国型野球教育マニュアルの開発に活用される計画だという。
そして午後には技術訓練も実施し、最先端のトラッキングツールで投打のメカニズムを分析する。3Dモーション分析や地面の反発、重心移動測定、キネマティック・シークエンス分析など、バイオメカニクス測定も行われる。
選手一人ひとりが運動力学的に補完しなければならない点を探り、オーダーメイドソリューションを提供する方針だ。
ほかにも、KBOのオ・ジュファン医務委員長、イ・スンヨプ広報大使による、不正防止やいじめ、性的暴力などの人間性教育も行われる。イ・スンヨプ委員は、「人間性の教育だけでなく、1日コーチとして参加し、ワンポイントレッスンも行う予定だ」と伝えている。
キャンプに参加するコーチングスタッフと選手、トレーナーは、開催地である済州道(チェジュド)に入り、24時間以内に人族な新型コロナ抗原検査で、全員陰性判定を受けた。練習時間を除く全活動でマスク着用を義務づけるなど、西帰浦市の防疫指針を遵守した上で実施される。
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