韓国選手団、北京五輪開会式の参加選手を20人→11人に変更。理由は「寒くて遠いから」

本日(2月4日)行われる北京冬季五輪の開会式を前に、韓国選手団が参加人数を大幅に減らした。

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大韓体育会は4日、北京の国家体育場で行われる開会式に参加する選手を20人から11人に減らすことを発表した。

人数変更の理由について、大韓体育会は「開会式が厳しい寒さのなかで開かれるうえ、張家口や延慶の選手村にいる選手たちは長距離を移動しなければならない。開会式に参加することでコンディションに支障をきたす恐れがあるという意見が出た」と伝えている。

北京選手村に滞在する選手の場合、会場から選手村まで往復4時間30分がかかるが、延慶選手村はバスで往復7時間、張家口選手村はバスや徒歩で往復8時間がかかると予想されている。

このため、開会式に参加する韓国の選手は、旗手を務めるキム・アラン(女子ショートトラック)、クァク・ユンギ(男子ショートトラック)のほか、イ・シヒョン(男子フィギュアスケート)、ウォン・ユンジョン、キム・ドンヒョン、ソク・ヨンジン、チョン・ヒョヌ、キム・テヤン(以上、ボブスレー)、パク・ジニョン、チョ・ジョンミョン、エイリン・プリシェ(以上、リュージュ)となった。

また、役員は人数の変更なく28人が参加する。このため、合計の参加人数は従来の48人から39人となった。政府代表では文化体育観光部のファン・ヒ長官が出席する。

2018年平昌五輪の開会式で共同入場した韓国と北朝鮮の選手団

なお、開会式では中国語(簡体字)の国名表記における1文字目の画数が少ない順に各国選手団が入場する。91カ国中、日本は10番目前後、韓国は73番目に入場する予定だ。

去る2日から競技がスタートした北京五輪では、韓国選手団から計64人の選手が参加する。

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