韓国Kリーグ1(1部)の水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスは1月27日、MFチョン・スンウォン(24)を獲得したことを発表した。背番号は10番を着用し、契約期間は3年となる。
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1997年2月24日生まれのチョン・スンウォンは、2016シーズン前に大邱FCに入団し、2017シーズンの第10節全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース戦でプロデビュー。2021シーズンはKリーグ1で22試合1ゴール2アシストを記録した。Kリーグ通算成績は121試合8ゴール14アシスト。
世代別代表の経験も豊富で、2020年にはU-23韓国代表のU-23アジア選手権優勝に貢献し、2021年夏にはU-24韓国代表の一員として東京五輪にも出場している。
チョン・スンウォンは昨季序盤、契約問題を巡って大邱FCと対立。開幕から1カ月近く試合を欠場し、韓国プロサッカー連盟の調停委員会による調停も経たが、最終的には大邱FCと再契約を結んだ。
ただ、終盤には防疫規則違反でクラブから懲戒を受け、残り試合を欠場。そして今回、チョン・スンウォンは大邱FCとの契約期間が残っていたが、水原三星への移籍を選択した。
チョン・スンウォンは水原三星加入に際し、「プロデビュー後初の移籍でとてもワクワクしている。ただひたすらサッカーのことだけを考え、チームの役に立ちたい。キャンプで一日も早く水原のカラーに適応したい」と意気込みを伝えた。
なお、チョン・スンウォンが着用する10番はこれまで元サガン鳥栖のキム・ミヌ(31)が付けていた番号。キム・ミヌは最近、中国スーパーリーグの成都銭宝への移籍が伝えられていることから、退団は確実であると見られる。
チョン・スンウォンは27日、水原三星の冬季キャンプ地である慶尚南道(キョンサンナムド)南海(ナムヘ)でチームに合流している。
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