女子サッカー韓国代表FWチェ・ユリ(27)が、“日韓戦”での必勝を誓った。
韓国女子代表は本日(1月27日)、女子アジアカップ・グループステージ第3節でなでしこジャパン(日本女子代表)と対戦する。
ここまでともに2勝・無失点としている両チームは、直接対決で勝利した側がグループ首位で決勝トーナメントに進む。引き分けの場合、得点数で上回る日本が首位となる。
決戦を控え、チェ・ユリは「グループ通過は確定しているが、優勝に向けて勝ち続けなければならない。それが“日韓戦”となればなおさらだ。グループ3連勝を目標にインドに来た。“日韓戦”では必ず勝利したい」と必勝を誓った。
通算対戦成績では4勝10分17敗と大きく負け越しているとはいえ、“日韓戦”は韓国女子代表にとって特別な戦いであることに変わりはない。それはU-20代表時代に3度、現在のA代表で2度の“日韓戦”を戦ったチェ・ユリにとっても同じだ。
「(今回の)日本には見かけない選手も多いが、日本独自のパターンや繊細なプレーは一緒。そのパターンに備えて最後のトレーニングまでしっかり準備してきた」というチェ・ユリは、去る2019年12月に自国で開催されたE-1サッカー選手権での“日韓戦”を振り返る。
「最後に戦った“日韓戦”が記憶に残っている。フォワードとしてたくさんシュートチャンスはあったが、残念な面が多かった。そして最後、ペナルティキックを決められ0-1で敗れた。だからこそ、今回の“日韓戦”では積極的にシュートを打っていきたい」
フォワードに求められるのは“得点”という結果だ。ただ、チェ・ユリは今大会ここまで得点がない。「最大の問題はゴールだ。第1戦、第2戦では得点することができなかった。第3戦では必ずゴールを決めて見せる」とチェ・ユリは並々ならぬ覚悟を見せた。
今回の直接対決を制することができれば、韓国は決勝トーナメントで有利な立場に立てる。それでも、チェ・ユリは「まずはグループステージだけに集中し、目の前に迫った試合に焦点を合わせている」とし、「準々決勝の相手は“日韓戦”の結果次第で変わる。もちろん、勝った方が良い」と笑顔を見せた。
チェ・ユリは最後に、「第1戦、第2戦では中継で多くの応援をいただいた。第3戦の“日韓戦”では必ず勝利してグループ首位通過し、最後は優勝できるよう、たくさんの応援をお願いしたい」と、ファンに勝利を届けることを誓った。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ