ウルグアイ戦で3年ぶりゴール。G大阪ファン・ウィジョは韓国代表“ワントップ争い”の最右翼だ

ソク・ヒョンジュンはウルグアイ戦で交代出場し、良い姿を見せた。

ソク・ヒョンジュンはファン・ウィジョとはタイプが異なる。ぶつかり合いに長けており、制空権争いにも強い。献身的なプレーで周りの選手を助けるに慣れている。

実際、ウルグアイ戦でチョン・ウヨンが決勝ゴールを決めた際、コーナーキックを頭で合わせる重要な役割を果たした。身体能力の高いウルグアイ選手たちを相手に空中戦で勝つ姿が印象的だった。

ソク・ヒョンジュンは自らのスタイルでベント監督に魅力をアピールした。

ベント監督は、短いパスを通じて素早く前進するサッカーを追求する。ロングボールやクロスを乱発せず、個人や部分的な戦術を通じて試合を展開していくことを選手たちに要求する。

そんなベント監督の哲学に合致する選手は、ファン・ウィジョだろう。ファン・ウィジョは簡潔なボールタッチと素早い突破、一拍早いシュートが持ち味だ。ベント監督体制で光を見ることができるタイプだ。

ソク・ヒョンジュンは、相手によってジョーカーとして出場すれば、より脅威を与えられる選手だといえる。しかし、まだ多くの試合を行っていないため、誰が主力だからと確実には決められない。

競争はしばらく続く見通しだ。彼らは10月16日のパナマ戦で再び試験台に上がる。

ベント監督の心をつかむためには、競争力を示さなければならない。チャンスをつかんだとき、自身の役割を遂行すれば、主力の位置に近づくことができる。

久しぶりにワントップの座をめぐる興味深い競争の構図が作られた。

(構成=李 仁守)

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