韓国Kリーグ1(1部)の城南(ソンナム)FCは1月13日、DFキム・ミンヒョク(29)を自由契約で獲得したことを発表した。
1992年2月生まれのキム・ミンヒョクは、高校時代に韓国サッカー協会の優秀選手海外留学プログラム第6期生として、FWソン・フンミン(29、トッテナム)、MFキム・ジョンピル(29、慶南FC)らとともにハンブルガーSV(ドイツ)に練習生として参加。
その後、崇実(スンシル)大学を経て2014年にサガン鳥栖でプロデビューし、2018シーズンまでプレーした。日本での通算記録はJ1リーグ145試合3ゴール。
2019年からはKリーグ王者の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースに加入し、2021シーズンまでの3シーズンすべてでリーグ優勝を経験。チームの5連覇に主力として貢献した。Kリーグ通算記録は62試合3ゴール。
加入に際し、キム・ミンヒョクは「城南FCから呼んでもらえて本当に光栄だ。キム・ナミル監督の今年の目標はファイナルラウンド上位グループ進出と聞いた。早くキャンプに合流して素晴らしい選手たちと一緒に過ごしたいし、今シーズンの目標達成の力になりたい」とコメント。
かつてヴィッセル神戸、京都サンガF.C.に在籍したキム・ナミル監督は、「キム・ミンヒョクはセンターバックとして安定感をもたらす選手だ。キム・ミンヒョクの獲得で今シーズンのチームの守備陣はほぼ完成した。Jリーグと全北現代で培った経験を基に、城南FCで素晴らしい活躍をしてくれることを願う」と期待を寄せた。
城南FCの協力病院である盆唐(プンダン)ベスト病院でメディカルチェックを終えたキム・ミンヒョクは今後、城南FCの1次キャンプ地である済州島(チェジュド)西浦帰(ソグィポ)でチームに合流し、新シーズンへの準備を進める予定だ。
ちなみに、城南FCには同名選手のMFキム・ミンヒョク(29)が在籍している。
1992年8月生まれの同選手は、2015年にFCソウルでプロデビューした後、光州(クァンジュ)FC、浦項(ポハン)スティーラースを経て2018年に城南FCに移籍。新シーズンは副キャプテンを務める予定だ。
なお、漢字名では元鳥栖のキム・ミンヒョクが「金敏爀」、新副キャプテンのキム・ミンヒョクが「金珉赫」となっている。
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