韓国プロ野球KBOリーグのキウム・ヒーローズの一部ファンが“トラックデモ”を予告した。
12月28日、ツイッターには「キウム・ヒーローズ トラックデモ」という名前のアカウントが突如登場。
自己紹介文に「歴史も優勝も思い出もファンへの愛もないヒーローズ。我々はいつまでも痛みを我慢してばかりではいられません」と綴った同アカウントは同日、29日にトラックデモを行う計画を明らかにした。
計画によると、トラックデモはメインスポンサーのキウム証券、スポンサーのKB生命保険、上岩(サンアム)洞一帯にあるMBC、YTN、JTBCらテレビ局、ホーム球場の高尺(コチョク)スカイドームを回る予定だという。
キウムの一部ファンは最近、球団がフランチャイズ・スターで“キウム史上最高の選手”とも呼ばれるパク・ビョンホ(35)とのFA交渉に消極的な反面、性的暴行スキャンダルのあったヤシエル・プイグ(31)、過去に飲酒運転で懲戒を受けたカン・ミングク(29)といった物議を醸した選手を獲得していることに強い不満を示している。
コ・ヒョンウクGMはパク・ビョンホの“サイン&トレード(契約締結後すぐにトレードすること)”の可能性を一蹴し、交渉が順調であることを強調しているが、ファンの視線は冷たい。
一部ファンは「我々にも最後までともにする英雄は必要だ。ヒーローズのファンはチームを応援し、あまりに多くの選手を送り出してきた。球団の動向には憤慨している」と、トラックデモを計画した経緯を明かしている。
また、「ファンだけがヒーローズの“心臓”パク・ビョンホを記憶しているのか?」「ヒーローズのファンはいつまでヒーローの引退式をビジター席で見守らなければならないのか」と不満の声も高めている。
ツイッターでも、「フランチャイズの選手には消極的、犯罪者の獲得には積極的」「キウム・ヒーローズは誰のために球団運営をしているのか聞きたい」と伝えていた。
(記事提供=OSEN)
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