韓国プロ野球キウム・ヒーローズの新外国人打者ヤシエル・プイグ(31)が、球団を通じて入団の感想を伝えた。
【話題】阪神ロハスより上との声も、韓国KTの新助っ人ヘンリー・ラモスとは?
プイグは「すでに愛を感じる。来年、母と一緒に韓国へ行ってヒーローズの優勝を牽引したい」と抱負を語った。
ロサンゼルス・ドジャース時代のチームメイトだったリュ・ヒョンジン(34)との思い出について、「同じ言葉を使わなかったが、たくさん笑い、一緒に過ごした時間が楽しかった」と回想し、「野球に対する情熱を(韓国人)とまた分かち合えて嬉しい」と韓国でのプレーについて述べた。
キウム・ヒーローズは12月9日、ヤシエル・プイグと総額100万ドル(約1億1300万円)で契約を結んだ。プイグはビザ発給などの行政手続きを終えたあと、来シーズンに向けた春季キャンプに合わせて渡韓する予定だ。
以下、ヤシエル・プイグとの一問一答。
◇
――韓国プロ野球に来た感想は?
韓国に行けて本当にうれしい。韓国のファンから数1000ものメッセージを受け、すでに愛されていると感じている。1日も早く韓国に行ける日が来たらいいな。
――韓国でプレーすることに決めたきっかけは?
昨年は新型コロナが深刻だった。私は多くの決定を、母を中心に考えざるを得なかった。コロナがどのような影響を及ぼすか全く分からなかった時期に、母親から遠く離れていなければならない問題など、面倒を見ることを先に考えていた。来年、韓国へ向かう理由はキウム・ヒーローズの優勝のためだ。もちろん、母も一緒に韓国に行くだろう。
――韓国プロ野球について、どのように関心を持つようになったか。元チームメイトであるリュ・ヒョンジン選手の影響もあるか。
私はリュ・ヒョンジン選手を大変愛している。私たちは同じ言葉こそ使わなかったけど、一緒にたくさん笑い、一緒にプレー時間が本当に楽しかった。私は韓国人が本当に良い人だということを知っている。皆さんとの出会いが今とても幸せで、野球に対する情熱を皆さんと分かち合えて本当に嬉しい。
――キウム・ヒーローズのオファーを受け、試合を見たか。
エージェントのLisette Carnetの助けで、キウム・ヒーローズの試合を見ることができた。これから一緒にやっていく仲間たちのプレーを見て、良いチームだということを感じた。選手たちのプレーはみんな印象的で、それぞれのポジションで最高の役割を果たしていた。優勝できる潜在力があるチームだと思った。優勝のために力を貸したい。
――チームでどんな役割を任されたいか。
キウム・ヒーローズの選手たちに、私がメジャーでどのような野球をし、どのようにして数シーズンの間ポストシーズンに進出していたのか共有したい。また、その中で経験した多くのことを、キウム・ヒーローズの仲間たちと分かち合いたい。仲間たちが寄り添えるように、友達のように近づきたい。
――キウム・ヒーローズのファンに伝えたい言葉は?
僕のすべての感謝と愛を、キウム・ヒーローズのファンの皆さんに送る。来季は野球という興奮の渦の中で、これまでと違うことを約束する。私は韓国に行って皆さんと一緒に生活しながら、韓国での私の生活を皆さんと共有する計画だ。できるだけ多くのファンの皆さんを知っていきたいし、私の慈善財団を韓国に連れてきて、私たちと一緒にたくさんの良いことをする計画だ。早く皆さんに会いたい。一緒にキウム・ヒーローズの優勝のために頑張る。
前へ
次へ