韓国人メジャーリーガーのリュ・ヒョンジンとトロント・ブルージェイズで同僚の右腕投手A.J.コール(29)が来季から日本で投げることが決まった。
日本プロ野球(NPB)の東京ヤクルトスワローズは12月7日、球団ホームページでA.J.コール獲得を公式発表した。1年契約で年俸は80万ドル(約9100万円)プラス出来高払いを受け取ると報じられた。背番号は63番。
コールは2015年にワシントン・ナショナルズでメジャーリーグデビューを飾り、2018年のニューヨーク・ヤンキース、2019年のクリーブランド・インディアンスを経て、昨年ブルージェイズに入団。メジャーで7シーズンにわたってプレーし、通算109試合(先発19)に出場して14勝10敗4セーブ、防御率4.51を記録した。
2020年はブルージェイズで24試合に出場し、3勝1セーブ2ホールド、防御率3.09の成績を残したが、今季は負傷の影響で6試合のプレーにとどまっている。負傷以前の5月だけで6試合に出場し、1セーブ1ホールド、防御率1.13の成績を収めた。
今年、コールが記録した唯一のセーブは、リュ・ヒョンジンの勝利を守ったことだ。コールは今年5月13日のアトランタ・ブレーブス戦、4-1でリードしていた9回に登板した。四球を1つ与えたが無失点に抑えたため、同試合の先発だったリュ・ヒョンジンはシーズン3勝目(7回1失点)を記録することができた。
ほかにも、2020年9月8日のマイマミ・マーリンズ戦で2-1とリードしていた7回、リュ・ヒョンジンに続く2番手で登板したコールは1回無失点を記録し、リュ・ヒョンジンのシーズン3勝目(6回1失点)をアシストしていた。
■【話題】阪神ロハスより上との声も、韓国KTの新助っ人ヘンリー・ラモスとは?
前へ
次へ