決定力とドリブル、敏捷性。
サッカー韓国代表のパウロ・ベント監督は、口癖のように強調する“技術”の3つの要素をはっきりと明らかにした。
10月12日にウルグアイ戦(ソウル)、同16日にパナマ戦(天安)とAマッチ2連戦を控えたベント監督は8日、代表チームの招集初日のトレーニングに先立って坡州(パジュ)サッカー代表トレーニングセンター(NFC)で開かれた記者会見で、こう話した。
「私が見る技術には、試合を左右する決定力だけでなく、ドリブルと瞬間的な対処能力が含まれている」
また、「技術を具体的に説明するためには、戦術の話をしなければならない」として、自ら考える技術を簡単明瞭に定義することはできないが、3つの基準は満たさなければならないと強調した。
ベント監督は就任後、Aマッチ2試合を行い、最近までKリーグを観戦し、少しずつ韓国サッカーを把握している。
ベント監督は、「韓国選手たちは攻撃的な性向が強い。戦術理解度は高い方だ」とし、「これからも従来の主力選手だけでなく、新しい選手たちが加勢して良い競争が行われる構図を作らなければならない」と話した。
(構成=李 仁守)