かつてガンバ大阪で活躍した韓国代表FWファン・ウィジョ(29)は、もはやボルドーで欠かせない選手となっている。
リーグ・アンが9月26日(日本時間)に伝えたところによると、ファン・ウィジョは2021年のリーグ・アンで最も高い得点関与率を記録しているという。
ファン・ウィジョは2021年にボルドーが記録した33ゴールのうち、46%にあたる16ゴール(13ゴール3アシスト)に関与した。
これは、リーグ・アンでプレーする全選手の中で最も高い数値だ。
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2019年夏にボルドーに加入したファン・ウィジョは、2019-2020シーズンに6ゴールを記録。
2020-2021シーズンは2020年内こそわずか2ゴール1アシストにとどまっていたが、2021年に入り一挙10ゴール2アシストをマーク。計12ゴール3アシストとし、チーム得点王に輝いた。
今シーズンも活躍は続いており、第6節サンテティエンヌ戦では2ゴール、第7節モンペリエ戦では1ゴールと2試合連続得点に成功。直近の第8節レンヌ戦ではアシストを記録している。
開幕5試合未勝利(2分3敗)と苦しんだボルドーも、ストライカーの奮起に支えられて直近3試合無敗(1勝2分)と不振を脱しつつある。
今季開幕前には財政難を理由に他クラブへの売却が報じられるも、最終的に交渉がまとまらずボルドーに残留した。
それでも、レンヌ戦の試合前記者会見に出席した際には、「今夏の移籍が破談したことを後悔していない。最近はゴールを通じて自信がついた状態だ。これからさらに良いパフォーマンスを披露していきたい」と前向きなコメントを残していた。
リーグ・アン通算21ゴールとし、元韓国代表FWパク・チュヨン(36、FCソウル)が2008-2009シーズンから通算3シーズン在籍したモナコ時代に挙げたリーグ・アンのアジア人最多得点記録(91試合25ゴール)まで残り4ゴールとしているファン・ウィジョ。
最近の好調ぶりを見るに、新記録の更新も時間の問題と言えるだろう。
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