イ・ガンインはなぜ韓国代表に招集されない?指揮官答える「中盤はほかの選手がいる」【一問一答】

韓国代表を率いるパウロ・ベント監督が、10月に行われる2022年カタールW杯アジア最終予選2試合を戦う意気込みを語った。

韓国サッカー協会は9月27日、10月に行われる2022年カタールW杯アジア最終予選グループAの2試合を戦う韓国代表メンバーを発表。

今回はFWソン・フンミン(29、トッテナム)やFWファン・ウィジョ(29、ボルドー)、FWファン・ヒチャン(25、ウォルヴァーハンプトン)ら主力欧州組を含む27人が招集された。

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(写真提供=韓国サッカー協会)パウロ・ベント監督

同日、ベント監督はオンラインで行われた記者会見に出席。

ホームでシリア代表と戦った後、アウェーで“難敵”イラン代表と対戦する10月の最終予選について「厳しい2試合を控えている」と語ると、「パフォーマンスを向上させ、攻撃をさらに発展させたい」と、9月の最終予選2試合で1得点に終わった決定力の改善に言及した。

また、今夏に加入したマジョルカで好調を披露しているMFイ・ガンインが9月に続き今回も選外となったことについては、「最近の2試合で良い活躍をしたのは事実」と活躍を認めながらも、「同じポジションにほかのMFがおり、彼らも良いパフォーマンスを見せてくれている」と理由を説明した。

イ・ガンイン

韓国代表は、来る10月7日にホームでシリア代表、12日にアウェーでイラン代表と対戦する。

10月のW杯最終予選は「勝ち点6が目標」

以下、ベント監督との一問一答。

―10月のW杯最終予選を戦う覚悟は。

9月は勝ち点4を獲得した。勝ち点6が望ましかったが、得られることはできなかった。厳しい2試合を控えている。パフォーマンスを向上させ、攻撃をさらに発展させる考えだ。守備は似たようなプロセスで臨む予定だ。

―GKを4人も選出した理由は。

普通は23人を招集するだろうが、より多くのオプションをもってトレーニング、試合を(通常とは)ほかの方式で行うためだ。ホームゲームとアウェーゲームがあるため、4人を招集すれば万が一イランで発生し得る状況にも対処できる。ソン・ボムグンは(2018年9月の就任後)初招集以来に呼ぶことになった。

―イ・ガンインが活躍を続けているが、今回も選ばなかった理由は。

同じポジションにほかのMFがいる。最近の2試合で良い活躍をしたのは事実だ。しかし、我々が招集したほかの選手たちも良いパフォーマンスを見せてくれている。複数のポジションを消化できる選手もいる。

―前回の招集では海外組のコンディションに問題があった。今回はどのように管理する計画か。

海外組の選手がどのような状態で来るかを見なければならない。試合は予定されており、それに合わせて最善の方法を管理する予定だ。毎回、最高の選手で試合に臨まなければならない。

―ペク・スンホを久しぶりに招集した。

ペク・スンホはすでに以前、我々とともにした選手だ。Kリーグ復帰後、序盤こそ困難があったが、現在は良いパフォーマンスを見せている。技術的に優れ、複数のポジションでプレーできる。

―イランには毎回厳しい試合を強いられてきた。今回、克服するために準備する点は。

初戦のシリア戦に集中した後、イラン戦を考える予定だ。

―10月の勝ち点の目標は。

難しいだろうが、勝ち点6が目標だ。

―(9月のW杯最終予選で)得点力不足が見られたが、今回も招集したFWは2人だけだ。十分だと考えているのか。

ソン・フンミンやファン・ヒチャン、ナ・サンホ、イ・ドンジュン、ソン・ミンギュらも前線で活躍できる。ワントップでのプレーが可能な選手もいる。ほかのシステムでも活用できるはずだ。

―センターバックを5人招集したが、(9月のW杯最終予選では)2人しか起用しなかった。

チームのバランスを考慮している。キム・ヨングォンとキム・ミンジェが出場しているのは、2人が最も息の合った組み合わせだからだ。

―強化しなければならない部分は。

自分たちのプレーに集中し、謙虚に接近しなければならない。足りない部分を発展させながら準備する。

―追い求めるスタイルのサッカーが最終予選、ひいては本大会でも効果を発揮できると思うか。

W杯のことは後で話すべきだと思っている。信じていなければ私はこの場にはいないだろう。

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