「全種目優勝も可能」と自信、東京五輪で金4つのアーチェリー韓国代表が世界選手権へ

2021年09月16日 スポーツ一般

アーチェリー韓国代表が東京五輪に続いて世界選手権大会に出場する。

アーチェリー韓国代表は9月15日午後、仁川(インチョン)国際空港を通じてアメリカのサウスダコタ州ヤンクトンへと出国。9月19~26日にかけて行なわれるアーチェリー世界選手権に出場する予定だ。

韓国代表は去る7月、東京五輪で4つの金メダルを獲得し、“世界最強”を立証した。男女団体、混合、女子個人戦でそれぞれ表彰台の最高峰に立った。

リカーブ部門に出場する男女6人は、東京五輪メンバーで構成されている。男子部のオ・ジンヒョン(40)、キム・ウジン(29)、キム・ジェドク(17)、女子部のカン・チェヨン(25)、チャン・ミンヒ(22)、アン・サン(20)が選ばれた。

【関連】“フェミニスト議論”に巻き込まれた韓国女子アーチェリー選手、過去に明かした短髪の理由は?

「全種目優勝も可能だ」

世界選手権は2年に1回の大規模大会で、選手たちのモチベーションは充分だ。2年前の大会でカン・チェヨンが団体戦と個人戦で銀メダルを獲得し、混合戦では金メダルを獲得。また4年前の2017年大会では女子団体戦、混合戦で金メダルを獲得している。

8月1日に日本から帰国したアーチェリー韓国代表

また男子部では、オ・ジンヒョクとキム・ウジンも同大会でメダルを獲得しており、男子女子両方にメダルの期待がかかっている。

アーチェリー韓国代表のパク・チェスン総監督は、「オリンピックはもう思い出だと思う。 現在、選手たちはオリンピック前と同様に、記録とコンディションが良い」とし、「オリンピックでは男子個人戦で金メダルを逃したが、世界選手権では選手たちが緊張を感じないだけに、全種目優勝も可能だ」と自信を語り、“世界最強”への覚悟を明らかにした。

個人通算7度目の世界選手権出場のオ・ジンヒョクは、「個人戦ではまだ優勝できていないが、チャンスがあれば挑戦してみたい」とし、カン・チェヨンは「今、選手たちはみんな頑張っているので、自分を信じて大会に臨めば大丈夫」と意欲を示した。

今大会にはリカーブ部門だけでなく、オリンピックの正式種目ではないコンパウンド部門の選手も参加する。2019年大会で金メダル2個、銅メダル1個を獲得し、国際舞台での競争力を確保しただけに、今回も好成績が期待される。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集