「満足している」
ディック・アドフォカート監督率いるサッカーイラク代表は9月2日、ソウルワールドカップ競技場で迎えた2022年カタールW杯アジア最終予選の初戦で韓国代表と対戦し、0-0のドローで終えた。イラクはアウェーで迎えた大事な初戦で貴重な勝ち点1を手にした。
試合後、アドフォカート監督は「危険なチャンスを何度か許したが、韓国のような強いチーム相手に素晴らしい試合をした。とても満足している」とし、「韓国には欧州でプレーする強い選手が何人もいる。彼らが優れているため、我々は組織力を整備し、速攻を狙うことに重点を置いた」と述べた。
また、韓国代表キャプテンのFWソン・フンミン(29、トッテナム)が、イラクの選手が試合終盤に“時間稼ぎ”と見られるような行動をしたことについて、「これではサッカーは発展しない。言い訳かもしれないが、あまりにも残念だ。サッカー選手として、こんなに遅延されてしまっては残念だ」と指摘したことにも言及。
「ソン・フンミンは素晴らしい選手だが、(時間稼ぎについては)根拠のない発言だ。その主張に同意することはできない」と反論した。
なお、イラクは来る7日に行われる次戦、ホームに戻りイラン代表と対戦する。
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以下、アドフォカート監督との一問一答。
◇
―試合の感想は。
とても満足している。危険なチャンスを何度か許したが、韓国のような強いチーム相手に素晴らしい試合をした。
―韓国と対等な試合を繰り広げた。
韓国には欧州でプレーする強い選手が何人もいる。彼らが優れているため、我々は組織力を整備し、速攻を狙うことに重点を置いた。
―(11月16日にイラクホームで開催予定の)韓国との次戦の計画は。
ひとまず、次の試合に集中したい。韓国との第2戦はその後に考えるだろう。
―韓国のパフォーマンスはどうだったか。
韓国はとても素晴らしいチームだ。強豪相手に(イラク守備陣が)上手く攻撃を防いだ。2~3度しかチャンスを与えなかったイラクの守備陣を称えたい。2~3週間で組織力を鍛えてくれた選手たちに感謝している。
―ソン・フンミンがイラクの時間稼ぎを指摘したが。
ソン・フンミンは素晴らしい選手だが、(時間稼ぎについては)根拠のない発言だ。その主張に同意することはできない。
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