かつてガンバ大阪に在籍した韓国代表FWファン・ウィジョ(29)のボルドー退団が、フランス現地で確実視されているようだ。『聯合ニュース』や『InterFootball』など、複数の韓国メディアが注目している。
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これらのメディアによると、フランスメディア『20minutes』のクレメント・カルペンティエール記者が8月30日(現地時間)、自身のSNSを通じて「ボルドーはボーナス含めた1400万ユーロ(日本円=約18億1560万円)のオファーを受け入れた。移籍するチームは確定していないが、ファン・ウィジョはボルドーを離れる予定だ」と伝えている。
ファン・ウィジョは以前からボルドー退団が噂されていた。
クラブの財政難で今夏の売却候補13人のなかに名を連ねたほか、7月中旬には同じ韓国代表のFWソン・フンミン(29、トッテナム)やMFファン・インボム(24、ルビン・カザン)らが顧客の代理人事務所CAA Baseと新たに契約を結んでいる。
2020-2021シーズンのリーグ・アンでチーム最多の12ゴールを記録したファン・ウィジョは当初、移籍金が1000万ユーロ(約13億円)程度に設定されていた。ただ、U-24韓国代表のオーバーエイジ枠で出場した東京五輪で4ゴールの活躍を披露したことで、その額が1300~1400万ユーロまで引き上げられていた。
また、この間には同じフランス国内のマルセイユのほか、ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクやイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンが新天地候補に挙げられていた。
なお、ファン・ウィジョは9月の2022年カタールW杯アジア最終予選2試合を戦う韓国代表に選ばれており、本日(8月31日)から代表に合流する予定となっている。
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