韓国代表MFイ・ガンイン(20)とバレンシアの別れの日が近づいている。
8月26日(日本時間)、バレンシアはバジャドリーからブラジル人FWマルコス・アンドレ(24)を獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの5年間となる。
バレンシアのアンドレ獲得がイ・ガンインの退団を加速させることは間違いない。
というのも、バレンシアはイ・ガンインのほかウルグアイ代表FWマクシミリアーノ・ゴメス(25)、パラグアイ代表DFオマル・アルデレーテ(24)を保有しており、最大3人のEU圏外枠が埋まっている。加えて、イ・ガンインの契約は2022年に満了し、彼自身も退団を望んでいることから、イ・ガンインが放出候補の最有力となっている。
実際、バレンシア側もイ・ガンインの退団が近いことを認めている。スペインメディア『エル・デスマルケ』が26日に報じたところによると、バレンシアのアニル・マーシー会長は記者の質問に対し、「イ・ガンインは近くほかのチームへ行くだろう」と答えたという。
イ・ガンインの新天地候補には、スペイン国内のみならず欧州各国クラブが挙げられている。プレミアリーグのウォルヴァーハンプトンやリーグ・アンのモナコ、さらにはグラナダやブラガが興味を示したとされている。最近では、日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカも有力視されている。
2011年7月のユース入団から10年近くをバレンシアで過ごしてきたイ・ガンインだが、いよいよクラブとの決別は避けられない模様だ。
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