元阪神ボーアが韓国プロ野球で苦戦中…直近7試合で打率1割、変化球の前に17打数無安打

まだ10試合も戦っていない。十分な準備期間が与えられず、直ちに評価を下すのが難しいことも事実だ。ただ、現在までの姿を見る限り、ポジティブな未来を描くことは簡単ではない。

今夏から韓国プロ野球KBOリーグに参戦している元阪神タイガースのジャスティン・ボーア(33、LGツインズ)が、期待とは異なるパフォーマンスを続けている。

まず、投手との駆け引きに弱い面がある。ストライクゾーンへの球を攻略できず、カウント争いで押された挙句、不利なカウントで変化球にやられる。ときどき選球眼が光り、ファウルで強烈な打球を放つこともあるが、試合感覚の維持に苦労している様子が見て取れる。さらには守備でも不安定さが目立ち、攻守両面でチームのプラスになることができていない。

打率0.107(28打数3安打)、1本塁打、2打点、OPS(出塁率+長打率)0.381、2失策。これは、ボーアが韓国プロ野球での最初の7試合で記録した成績だ。

ジャスティン・ボーア

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巻き返しが期待できる部分はある。

阪神でプレーした昨シーズンがそうだった。当時、ボーアは序盤こそ18打席連続無安打など苦戦を強いられたが、最終的には102試合で打率0.245、17本塁打、47打点、OPS 0.768という成績を残した。年俸250万ドルであることを考慮すれば、再契約に踏み切る成績ではなかったが、それでも長打力は見せてくれた。

LGが希望を抱く部分もそこにある。ボーアがアジアの舞台を経験し、韓国プロ野球よりレベルの高い日本の投手陣を相手したことを評価している。

LGのチャ・ミョンソク団長はボーア獲得決定後、「日本でプレーしているだけに、韓国での適応も容易だと判断している」と述べた。リュ・ジヒョン監督も、「変化球のコントロールは日本の投手が韓国よりも優れている。日本の投手を経験したことが、韓国の投手と相手するうえで有利になるのではないか」と期待した。

変化球に弱いボーア

ただ、今のところそれらの期待には応えられていない。「日本の投手を相手にしたから攻略できるはず」とされた変化球にもお手上げだ。これまでの7試合で、ボーアは変化球に対して17打数無安打を記録している。

特に、8月18日のKTウィズ戦では相手の先発投手オドリサメル・デスパイネ(34)のチェンジアップにやられた。初打席で空振り三振、チャンスで入った第2打席は初球のチェンジアップで併殺打に倒れ、第3打席ではカーブにタイミングを狂わされて再び三振となった。

ボーアは現在まで1本塁打含む3安打を放っているが、いずれもファストボールを攻略したものだった。もちろん、たった1球で評価を覆すこともある。韓国プロ野球は例年になく長い後半戦を迎えるだけに、不振を挽回できる試合も見られるかもしれない。

ただ、LGが求めているのは目の前の勝利だ。LGは現在、1位KTと2.5ゲーム差の2位につけている。

それだけに、首位争いを繰り広げるKTとの試合ではなおさら勝利を欲している。ただ、ボーアはKTとの初戦で無安打に倒れ、2戦目はデスパイネの緩急調節を攻略できなかった。LGが今後もボーアを4番に配置し続けることはリスクが大きすぎるように見える。

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