「ソン・フンミンのゴール=チームの勝利」得点した13試合、トッテナムは全勝している

「ソン・フンミンのゴール=チームの勝利」だ。

ソン・フンミンは4月4日、ロンドンのトッテナム・ホットスバーズ・スタジアムで行われたプレミアリーグ32ラウンド、クリスタル・パレス戦の0-0だった後半10分、左足シュートでゴールネットを揺らした。

トッテナムはこの日、新しいスタジアムで初の公式戦を行ったのだが、ソン・フンミンは初ゴールの主人公に。トッテナムの新しい歴史をソン・フンミンが飾ることとなった。トッテナムは後半35分にクリスティアン・エリクセンが追加点を決め、2-0で勝利した。

トッテナムはここ53日間、プレミアリーグで勝利がなかった。2月10日のレスター・シティ戦を3-1で勝利してからの5試合は、1分4敗という極度のスランプに陥った。ほぼ2カ月ぶりの勝利は、不振から抜け出す糸口になるかもしれない。

トッテナムは勝ち点64とし、試合がなかったアーセナル(勝ち点63)を抜いて3位を奪還。ブライトンを3-0で下したチェルシーも勝ち点63だ。マンチェスター・ユナイテッドが勝ち点61で、6位につけている。

右足を使いながらも、節目で左足のゴールを決めるソン・フンミンが再び見られた。後半10分、クリスティアン・エリクセンが左から逆方向にパスを出し、それを受けたソン・フンミンは素早く左足シュートにつなげた。相手GKは動くこともできず、ボールはゴールに吸い込まれた。

笑顔を浮かべたソン・フンミンは、新しいスタジアムでスライディング・セレモニーを満喫した。その後もソン・フンミンは後半30分に右足シュートで相手ゴールを脅かすなど、活躍を見せた。

今季のトッテナムは、ソン・フンミンのゴールがあってこそ勝利するチームだ。

【関連】“ケチ”なトッテナムは、ソン・フンミンを「週給2000万円」で使うつもりなのか

ソン・フンミンはアジアカップ復帰後、2月14日のUEFAチャンピオンズリーグ第1戦ドルトムント戦を含めて4試合連続得点を記録した。トッテナムも4連勝を収めた。以降、主砲ハリー・ケインが復帰したにもかかわらず、ソン・フンミンの攻撃ポイントは止まった。トッテナムもプレミアリーグ5試合で、勝ち点1にとどまる最悪のスランプに陥った。

ソン・フンミンは新スタジアムで初ゴールをあげた選手に

だが、この日のソン・フンミンのゴールによって、トッテナムも久しぶりに勝利した。今季トッテナムは、プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ、FAカップ、リーグカップなどソン・フンミンがゴールを決めた13試合で、すべて勝利を収めている。“勝利を呼ぶ青い鳥”として、すっかり定着した。

トッテナムは来る4月10日のチャンピオンズリーグ準々決勝(マンチェスター戦)など、少なくとも8試合を残している。今後もソン・フンミンのゴールセレモニーがそのままチームの勝利を意味するのか、注目したい。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集