韓国代表DFキム・ミンジェの欧州進出がついに実現へ!トルコ名門のメディカルチェックを受診

サッカー韓国代表DFキム・ミンジェ(24)の欧州挑戦が、ついに現実のものになろうとしている。

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トルコ1部シュペル・リグの名門フェネルバフチェは8月8日(日本時間)、公式SNSを通じてキム・ミンジェのメディカルチェックのニュースを知らせた。

通常であれば、クラブはメディカルチェックを終えた後に獲得を正式発表する。しかし今回、フェネルバフチェはキム・ミンジェがサインする前にイベントを公式に告知する異例の手続きを踏んだ。

キム・ミンジェはオリンピック出場が挫折した後、韓国国内に滞在してトルコに移り、入団手続きを進めている。まもなく現所属クラブの北京国安との交渉が終わり次第、公式発表がなされる見通しだ。

ユベントスやトッテナムも新天地候補に浮上したキム・ミンジェ

キム・ミンジェは長い間、欧州進出を待ち望んできた。

これまでも、多くのクラブが関心を持っているという噂が出回った。イタリア・セリエAのメガクラブであるユベントスをはじめ、イングランド・プレミアリーグのトッテナム、オランダ・エールディヴィジのPSVアイントホーフェン、ポルトガル・プリメイラ・リーガの強豪ポルトなど、複数のクラブがキム・ミンジェにラブコールを送っているというニュースが、海外目で位アを通じて伝えられてきた。

今夏にもポルトが獲得に積極的な姿勢を示したが、キム・ミンジェは比較的遅れて獲得レースに参戦したフェネルバフチェの手を握った。フェネルバフチェはポルトよりも優れた条件をキム・ミンジェに提示し、バイアウトを相対的に低く設定する条件を出して心をつかんだという。

また、中国スーパーリーグの上海上港を2018年から3シーズン率い、今シーズンからフェネルバフチェを指揮するヴィトール・ペレイラ新監督も獲得を強く進めたことで、交渉はスムーズに進んだ。ペレイラ監督は中国時代からキム・ミンジェのチェックを続けていたという。

(写真提供=韓国サッカー協会)キム・ミンジェ

キム・ミンジェの最終的な目標はビッグリーグ進出だ。実際、フェネルバフチェをはじめベジクタシュやガラタサライなど、トルコの名門クラブはビッグリーグに多くの選手を輩出している。

フェネルバフチェは昨シーズンのリーグを3位で終えたため、今シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)をプレーオフから戦う。仮にプレーオフを突破できれば、EL本大会でプレーできるという長所もある。そこで1~2年程度活躍できれば、夢にまで見たビッグリーグ進出も可能となる。

キム・ミンジェは1996年生まれだが、この年齢のアジア人選手が中国から欧州に進出するケースは極めて珍しい。特にセンターバックの場合はさらにそうだ。より安くて将来が期待される選手が多いため、20代半ばの選手を好まない傾向にある。

にもかかわらず、キム・ミンジェは欧州進出という大きな仕事を成し遂げた。それだけ現在の実力を認められており、より高い金額で売却される可能性があることも意味している。

キム・ミンジェは190センチという長身に加え、爆発的なスピードも兼ね備えている。強力なフィジカルに対人戦、空中戦の能力も抜群だ。現代サッカーでセンターバックに求められているパス能力や知能的なプレーにも優れている。また、どんな相手にも気後れしないメンタルの強さも長所だ。

このため、トルコであればキム・ミンジェも十分通用するという分析も出ている。今後、さらに大きな舞台で活躍するための礎石を築くには最適なリーグと言えるだろう。

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