女子ゴルフ世界ランキング2位のコ・ジンヨンと、前回オリンピック覇者のパク・インビが無難に東京五輪の第1ラウンドを終えた。
8月4日、埼玉の霞ケ関カンツリー倶楽部で行われた東京五輪・女子ゴルフ第1ラウンドで、コ・ジンヨンは6バーディー、3ボギーの3アンダーを記録し、4位タイで初日を終えた。
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コ・ジンヨンは摂氏35度に達する猛暑のなか、畑岡奈紗(日本)とラウンドした。生涯初のオリンピックのラウンドで、12番ホール(パー5)まで2バーディー、3ボギーだったが、13番ホール(パー4)から4バーディーを記録する集中力を発揮した。
コ・ジンヨンは2019年7月のメジャー大会「エビアン選手権」で優勝し、世界ランキング1位に上がった。その後、2年間も1位をキープしたが、今年6月末にネリー・コルダ(アメリカ)に超えられて2位となっている。今大会の優勝候補の筆頭に挙げられている。
初日のラウンドを終えたコ・ジンヨンは、「前半は好不調を行き来して物足りなさがあったが、後半は気を取り戻しながらうまく締めくくれたようだ」とし、「パー3のホールでボギーが2つあったことが残念だったが、残りの3日間は継続的に集中する」と述べた。
5年前のリオ五輪で金メダルを獲得し、オリンピック連覇を狙うパク・インビは、3バーディー、1ボギーの2アンダーで7位タイとした。
パク・インビはリオ五輪当時、1900年のパリ五輪以来、116年ぶりにオリンピックに帰ってきた女子ゴルフ競技で、第2ラウンドから単独首位をキープし、2位リディア・コ(ニュージーランド)に5打差をつけて金メダルに輝いた。
パク・インビは、リオ五輪で銀メダルだったリディア・コ、銅メダルだった馮珊珊(中国)と同組でラウンドを開始した。スタートは良かった。序盤はアイアンショットの感覚が冴え、勢いに乗った。2番ホール(パー4)でバーディーを奪い、5番ホール(パー5)と6番ホール(パー4)では相次いで1m以内のバーディーチャンスを作り、しっかりと生かした。
しかしその後は3~4mのバーディーパットが外れ、打数を減らすことができなかった。最後の18番ホール(パー4)では第2打でグリーンに乗せることができず、ボギーで初日を終えた。
パク・インビは「天気がこれほど暑いとは思わなかった。後半のいくつかのホールは、どうやって打ったかもわからないほど落ち着かなかった」とし、「前半の出発が良く、後半も打数をたくさん減らしてみようしたが、パットが惜しいラウンドだった。グリーンへの適応などを補完する」と述べた。
キム・セヨンはパク・インビと同じく1アンダーで7位タイ。キム・ヒョージュは畑岡奈紗、稲見萌寧と同じ、1アンダーの16位タイで初日を終えた。
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