前回王者も準備万全!女子ゴルフ界の“アベンジャーズ”韓国が挑む「表彰台独占」【東京五輪】

2021年08月03日 ゴルフ #東京五輪

韓国女子ゴルフのレジェンドである朴セリが監督として率いる“アベンジャーズ”が、2大会連続のオリンピック制覇に向けて意気投合した。

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東京五輪の女子ゴルフには、韓国から世界ランキング2位コ・ジンヨン(26)、同3位パク・インビ(33)、同4位キム・セヨン(28)、同6位キム・ヒョージュ(26)が出場する。

4選手は誰が優勝してもおかしくないような世界トップレベルの技量を誇る。韓国は東京五輪の女子ゴルフで“表彰台独占”を夢見ている。

8月2日、競技が行われる埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開かれた公式記者会見には、パク・インビとコ・ジンヨンが出席。2人は「韓国を代表する選手が1つのチームになった」とし、「お互いに誇らしい気持ちでオリンピックに挑み、良い成績を残したい」と口をそろえた。

(写真=聯合ニュース)日本に到着した女子ゴルフ韓国代表。左からパク・インビ、コ・ジンヨン、朴セリ監督、キム・セヨン、キム・ヒョージュ

五輪2連覇へ調整十分のパク・インビ

パク・インビは、女子ゴルフが112年ぶりにオリンピックの正式種目に復活した前回の2016年リオ五輪で指の負傷にも打ち勝ち金メダルを獲得。“キャリアゴールデングランドスラム”の歴史を書いた。

ただ、彼女はこれに満足せず、オリンピック2連覇という偉業を成し遂げたい意志で満ちている。

オリンピックは普段活動する米国女子ツアーと異なり、韓国代表として母国の名誉のためにプレーする。まったく異なる雰囲気とプレッシャーの中で生存競争を繰り広げなければならないだけに、パク・インビとしては前回大会で金メダルを手にした経験が大きな力になるはずだ。

パク・インビは「オリンピックという舞台がすべてを手放しで楽しむには難しい舞台だ。ほかの大会よりはるかにプレッシャーが感じられる」とし、「ただ、2回目なのでリオよりも気は楽だ。もちろん、競技場に入るとどうなるかは予測できない。しかし、(リオのときと比べて)負傷はなく、普通のコンディションでプレーできること自体が大きな違い」と述べた。

さらには、「5年が過ぎて体が老いていることが変数」と冗談を語ったりもした。

(写真提供=KLPGA)パク・インビ

また、パク・インビは、東京五輪にともに出場するコ・ジンヨン、キム・セヨン、キム・ヒョージュ(26)と同じチームに合流できたことを誇らしく思っている。

彼女は「立派な後輩が後ろから支えてくれるので、それほど心配はない。私でなくてもあと3人もいる。コンディションも良い。私も頑張って後輩も頑張って、韓国の国旗を最も高いところに掲げたい」と伝えた。

パク・インビは東京五輪の前哨戦として行われた米国女子ツアーの今季4度目となるメジャー大会「アムンディ エビアン選手権」で、韓国代表4選手の中で最高成績となる12位タイを記録した。

今シーズン、パク・インビは「キア・クラシック」優勝、「ロッテ選手権」2位タイなど、出場13大会中7大会でトップ10入りに成功。6月末のメジャー大会「KPMG女子PGA選手権」こそ40位タイに沈んだものの、直近の「アムンディ エビアン選手権」まで少しずつショットの感覚を引き上げ、オリンピックへの準備を整えた。

東京五輪女子ゴルフの舞台となる霞ヶ関カンツリー倶楽部は、フェアウェイが狭くラフが長い方だ。ショートゲームと精巧なパットに長けたパク・インビに有利な点が多いという見方も多い。

「(練習ラウンドを)昨日から明日までのナインホールで3回やろうと思っている。コースを重点的にチェックしている」というパク・インビは、「当初は18ホールを回ろうとしたが、体力を消耗しすぎると競技時にコンディションを崩しそうだ。練習場とコースを回るより、休息を取った方が良いと思う」と強調した。

「待ちに待った舞台」で初制覇狙うコ・ジンヨン

コ・ジンヨンは精巧なアイアンショットを武器にオリンピック初制覇を狙う。

彼女は今シーズン、6月まで行われた米国女子ツアーの10大会で優勝なしに終わっていたが、7月初めの「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」で今季初優勝、通算8勝目を獲得した。

ただ、東京五輪前の「アムンディ エビアン選手権」では60位タイと振るわなかった。今は本大会に向けて、ショット感覚を整えるために頭を悩ませている。

コ・ジンヨンは「(新型コロナウイルス感染症の防疫指針によって)空港からゴルフ場に来るまでに長い時間がかかったが、現場で多くの方がサムギョプサルやキムチを提供してくれて力になった」とし、「5年前のインビ姉さんが誇らしかった。今大会は私にとって最初のオリンピックで、待ちに待った舞台。良い成績が出せたらと思う」と力強く語った。

(写真提供=KLPGA)コ・ジンヨン

コ・ジンヨンは練習ラウンドを同じ1995年生まれのキム・ヒョージュと回ったという。「ヒョージュは幼い頃からよく知っていて、頼りになる存在。オリンピックにはほかの国の大半が1~2人出場するが、私たちは4人だ」とし、「自分ができることに最善を尽くせば、全員が結果を残すことができるはず」と笑顔で述べた。

キム・セヨン、キム・ヒョージュも実力十分

今年4月の「HSBC女子チャンピオンズ」で5年4カ月ぶりの米国女子ツアー優勝を収めたキム・ヒョージュは、直近の4大会でトップ10入り2回含めすべてで20位圏内に入った。

キム・セヨンも7月の2大会で38位タイ、47位タイにとどまったが、メジャー大会の度に“赤いズボンの魔法使い”として巻き返しをできる底力を持っている。それだけに、今回のオリンピックでも実力を発揮できるかに関心が集まっている。

(写真提供=KLPGA)キム・ヒョージュ
(写真提供=KLPGA)キム・セヨン

女子ゴルフは来る4日から7日までの4日間にかけて行われる予定だ。韓国勢は世界1位のネリー・コルダ(23、アメリカ)をはじめ、「アムンディ エビアン選手権」王者ミンジー・リー(25、オーストラリア)、日本の“看板”畑岡奈紗(22)などとメダル争いに乗り出す。

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