飢えた“虎”ファン・ウィジョがハットの大爆発!韓国「絶対エース」が復活した要因は?【東京五輪】

飢えた“虎”が咆哮した。

東京五輪に出場中のサッカー韓国代表にオーバーエイジ枠で合流した韓国のゴールゲッター、ファン・ウィジョ(ボルドー)が沈黙を破り、ハットトリックを達成してチームを8強に導いた。

ファン・ウィジョは、7月28日に横浜国際総合競技場で行われた東京五輪サッカー男子のグループB最終戦でホンジュラスと対戦し、3ゴールを決めて韓国を6-0の大勝に導いた。5年前のリオデジャネイロ大会・準々決勝でホンジュラスに0-1で敗れた雪辱も果たした。

ファン・ウィジョの活躍で大勝した韓国は、グループBを2勝1敗(勝ち点6)の1位で突破した。

大爆発を生んだ要因は?

ファン・ウィジョが得点感覚を取り戻したことで、韓国は決勝トーナメントの強力な推進力を得ることになった。というのも、ファン・ウィジョの復活は韓国の最後のピースだったからだ。

(写真=聯合ニュース)ホンジュラス戦でPKを決めて吼えるファン・ウィジョ

彼は3年前、キム・ハクボム監督が指揮したジャカルタ・アジア大会の時もワイルドカードで合流して得点王(9得点)となり、優勝メンバーでプレーしたことがある。その活躍で兵役免除の恩恵に加え、欧州進出の夢を成し遂げたファン・ウィジョは再びキム監督と意気投合し、初のオリンピックの舞台を踏んだ。

しかしニュージーランド戦(0-1)、ルーマニア戦(4-0)と、第1~2戦では決定的なチャンスを逃すなど、期待した活躍には及ばなかった。キム監督に恩返しの気持ちを抱いて自らの価値を発揮しようとした彼にとっては、苦痛な時間だった。

何よりもコンディションが良くなかった。2019年の夏、フランスのリーグ・アンに所属するFCジロンダン・ボルドーに入団したファン・ウィジョは、以降、欧州リーグに合わせてコンディションを作ってきた。つまり、夏に休まず大会でプレーするのは、今回が初めてだ。

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ファン・ウィジョはホンジュラス戦直後、共同取材エリアで取材陣に「(欧州で)シーズンをすべて消化して韓国に来て、(ワールドカップ予選で)Aマッチを終えた。そして1週間休んでオリンピックに来たが、どうしてもまともに休めず、コンディション管理をするのが大変だった」と告白した。

それでも精神が肉体を凌駕したのだろうか。新型コロナの余波で宿泊施設のウェイトトレーニング施設を利用できないなど、個人トレーニング環境が良くない状況にもかかわらず、ファン・ウィジョは意地を見せた。

韓国サッカー協会がサイクリングマシン、鉄棒、ボスボールなどのトレーニング機器をミーティングルームに設けたのだが、ファン・ウィジョはコンディションを上げるために誰よりも努力した。その結果は、ホンジュラス戦で表れた。

キム監督はホンジュラス戦の後半12分、決勝トーナメントに備えてファン・ウィジョをベンチに下げた。ファン・ウィジョは57分間で3ゴールを決めた。その日放った6本のシュートは、すべて枠内シュートとなっており、韓国が頼りにするファン・ウィジョのプレーが戻ってきた。ルーマニア戦で記録したシュート3本は、いずれも枠内ではなかった。

ファン・ウィジョは「(得点を)僕も待っていた。負担がなくはなかったが、いつかは爆発すると思った。今日は得点したが、8強からのほうが重要だ」と、心を引き締めた。

アーチェリーを見みて、金メダルの情熱燃やす

ファン・ウィジョは2得点目をあげた際、弓を射るポーズをして注目を集めた。この日までに男女団体戦、ミックス団体戦で金メダル3つを獲得した“天下無敵”の韓国アーチェリーに対するセレモニーであった。

彼は、「同じ韓国選手団であり、目標(金メダル)も同じだ。僕たちも求める目標を成し遂げようという意味で、アーチェリーセレモニーをした」と笑った。また「(テレビで)アーチェリー競技を見て、金メダルに向けた選手の情熱を感じた。僕たちもそんな情熱をもっと見せるべきだ」と述べた。

特に男子アーチェリー韓国代表の“末っ子”、17歳ながら東京五輪で2冠を達成したキム・ジェドクは、サッカー愛好家と知られる。キム・ジェドクは3冠を目指して個人戦に臨んだが早期脱落した。ファン・ウィジョは「(キム・ジェドクが取れなかった)第3の金メダルを僕たちが努力して取ってみる」と力強く話した。

韓国は来る7月31日、横浜国際総合競技場でメキシコと準々決勝を行う。

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