孤軍奮闘したが、無得点に終わったファン·ウィジョが頭を下げた。
オーバーエイジとしてU-24韓国代表に加わり東京五輪に参加しているファン·ウィジョは7月22日、U-24ニュージーランド代表とのグループリーグ第1戦に先発出場してフルタイムを消化したが、ゴールを決められず、チームも0-1で敗れた。
最前線で懸命に動きながら、フィジカルに長けたDFと競合したが、孤立する場面が多く、威力を発揮できなかった。前半には決定機をGKに阻まれたりもした。
【関連】【2020東京】気になる韓国選手団の弁当の中身は?給食センターはどんなところなのか
試合後、共同取材エリアで会ったファン・ウィジョは「最善を尽くした。相手に一度チャンスを与えてしまい、失点したのは残念」とし「最初はニュージーランドがあそこまでラインを下げてくるとは思わなかった。チャンスを作った時に得点しなければならなかった。 前半の決定機では力が入らなかった。 もっと精密にしてこそ得点できるのに」と残念がった。
全体的に試合運営の“妙”が足りなかった。
試合を主導したが、意味もなくボールを所有する場面が多く出た。攻撃の際も相手DFのほうが多く、ファン・ウィジョひとりで持ちこたえるには力不足だった。
ファン·ウィジョは「まずは失点しないことが重要だった。相手のセンターバックと最大限戦って粘ろうとした。 そうしてこそ、ほかの攻撃陣も自由になる」としながらも、「選手間の距離をもう少し近くしてビルドアップしなければならないと思う」と話し、チームメイトに接近してパターンプレーをすることが重要だという点を強調した。
ニュージーランドに敗れた韓国は、ルーマニアとの第2戦、ホンジュラスとの第3戦の負担が大きくなった。7月 25日にはルーマニアを相手にしなければならない。
ファン・ウィジョは「試合のスケジュールがきついため、しっかり体力回復しなければならない。良いコンディションを作ることが一番重要だろう。 次の試合ではFWがしっかり仕上げて守備を楽にしてやりたい」と巻き返しを誓った。
前へ
次へ