ソン・フンミンは2017年11月10日、水原ワールドカップ競技場で開かれたコロンビアとの親善試合で2得点をあげ、韓国を2-1の勝利に導いたことがある。ロシアW杯最終予選のカタールとのホームゲーム(2016年10月6日)を最後に1年1カ月、10試合も止まっていたAマッチのフィールドゴールだったため、格別な意味があった。
ソン・フンミンは、コロンビア戦の前月である10月のモロッコ戦でゴールを決めたが、PKによるもので、韓国も1-3で完敗して大きく喜べるものではなかった。
しかしコロンビア戦では違った。左サイドではなく、4-4-2のツートップでプレーしたソン・フンミンは、マルチゴールを達成しながら韓国代表を救った。
今回もソン・フンミンのゴールと勝利が必要だ。
ボリビアには勝ったが、相手チームが弱かった。アジアカップの不振で失った信頼がすべて回復したとはいえない状況だ。たとえホームであっても、コロンビアを下した場合、ベント・コリアが再び拍手を受ける雰囲気に変わる。コロンビア戦の重要度は、思った以上に高い。
昨年のロシアW杯で2得点を決めるなど、コロンビアの“ゴールを決めるディフェンダー”ジェリー・ミナも3月25日、「良い選手だ。左右を選ばずプレーができる選手なので、注視している」とソン・フンミンを認めた。韓国とコロンビアの戦いの中心にいるほど、ソン・フンミンの存在は別格だ。