U-24アルゼンチン代表、2-2ドローの韓国は「東京五輪で強力なライバルになる」と指揮官評価

「韓国は東京五輪で強力なライバルになり得る水準だ」

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U-24アルゼンチン代表率いるフェルナンド・バティスタ監督が、U-24韓国代表との試合後にこのように語った。

東京五輪を控えた韓国とアルゼンチンの国際親善試合が7月13日に龍仁(ヨンイン)ミルスタジアムで行われ、2-2のドローで終了した。

アルゼンチンはこの日、個々人のテクニックを前面に出して主導権を握ったが、韓国の猛追を抑えられなかった。前半12分に韓国守備陣のミスからMFアレクシス・マック・アリスター(22、ブライトン)が先制点を挙げるも、同35分、MFイ・ドンギョン(23、蔚山現代)に無回転のミドルシュートを放たれ同点ゴールを奪われた。

後半9分にはMFカルロス・バレンスエラ(24、CAバラカス・セントラル)が左足で巻いたシュートを突き刺し、再びリードに成功。だが、試合終了間際の後半ロスタイム、コーナーキックからFWオム・ウォンサン(22、光州FC)のミドルシュートでまたしても同点に追いつかれ、引き分けで試合を終えることになった。

(写真提供=韓国サッカー協会)U-24アルゼンチン代表

試合後、バティスタ監督は「選手たちが時差ボケに悩まされた。それでもパフォーマンスは良かった。オリンピック初戦のオーストラリア戦まであと9日残っているが、ポジティブな姿を見せた」と述べ、「韓国はフィジカルと空中戦が優れていた。東京五輪で同組に入ったチームは苦しむだろう」と付け加えた。

なお、アルゼンチンは東京五輪でオーストラリア、エジプト、スペインと同じグループCに所属している。

(写真提供=韓国サッカー協会)フェルナンド・バティスタ監督

韓国との対戦は「熾烈な試合だった」

以下、バティスタ監督との一問一答。

―試合を振り返り。

とても熾烈な試合だった。我々は韓国に来て3日しか経っていない。選手たちは時差ボケなどに苦労した。それでも、今日のパフォーマンスは良かった。オリンピック初戦のオーストラリア戦まであと9日残っているが、ポジティブな姿を見せた。

―韓国の長所は何だと思うか。

韓国はフィジカルに優れていて空中戦も良い。このレベルならオリンピックでも強力なライバルになるだろう。韓国と同じグループの国は困難を強いられるはずだ。

―韓国で最も印象的だった選手は。

(2ボランチの一角に入った)ウォン・ドゥジェ(23、蔚山現代)と、センターバックのチョン・テウク(24、大邱FC)が目についた。それに、チーム的にもとても優れていた。オリンピックで良い結果を出せるチームだと思う。

―2008年北京五輪以来、3大会ぶりの金メダル挑戦だ。リオネル・メッシやセルヒオ・アグエロのように活躍してくれると期待している選手はいるか。

我々のチームは遠大な夢を抱いている。何人かの選手を挙げるというより、我々は組織力を基にすべての選手が能力を備えている。2008年の栄光を再現できる選手が各ポジションにいる。

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