7月3日にFリーグ2021-2022 ディビジョン2第5節、しながわシティとデウソン神戸の試合が横浜武道館にて行われた。
試合は1分にセットプレーから白方秀和がゴールを奪って、しながわシティが先制し、6分、19分にも得点を重ね、ファーストピリオドを3-0で折り返す。
さらに、しながわシティは34分にも得点。4連続失点のデウソン神戸は、湯浅拓斗をGKのユニフォームで投入しパワープレーを開始する。しかし、しながわシティは相手のパワープレーを無失点で守り4点を加え、試合は8-0でしながわシティが勝利を収め、Fリーグディビジョン2の首位に立った。
試合後、しながわシティ・岡山孝介監督は、「選手たちが最初から最後まで、しっかり集中して戦ってくれた。特に無失点で終われたことをうれしく思う」と試合を振り返った。
さらに、「去年も神戸とは接戦をしているうえに、いい選手が補強されていたので、かなり警戒して入っていった。そのなかでうまく対策が機能して、いい結果を収められた」とし、点差がひらく結果になったが、「ちょっとした差がこういう結果を生んだ気がする。点差ほどの差はないと思う」と語った。
また、チームの強みについて、「守備の部分で細かいプレッシング、連携、カバーリングがすごくスムーズにできる。そのうえで体を張ったり、気持ちの部分でも強いものを持っている選手が多いところが一番の強み」と説明し、「キーパーも3人ともいい。そこで助けられている部分も強み」と付け加えた。
(文=玉 昌浩)
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