東京五輪に出場する女子バレー韓国代表のメンバーが確定した。韓国バレーボール協会(KVA)が7月5日、12人の最終エントリーを発表した。
韓国率いるステファノ・ラバリニ監督は、去る4月から続けてきた強化練習、イタリア・リミニで行われたFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)、慶尚南道(キョンサンナムド)河東(ハドン)郡でのコホート隔離(集団隔離)中の練習などを通じ、オリンピック本大会に臨むメンバーを選抜した。
今回発表された女子バレー韓国代表のメンバーと背番号は以下の通り。
◇
―レフト
1 イ・ソヨン(26、KGC人参公社)
13 パク・ジョンア(28、韓国道路公社ハイパス)
10 キム・ヨンギョン(33、上海ブライトユーベスト/中国)
19 ピョ・スンジュ(29、IBK企業銀行アルトス)
―ライト
4 キム・ヒジン(30、IBK企業銀行アルトス)
16 チョン・ジユン(20、現代建設ヒルステート)
―センター
8 パク・ウンジン(21、KGC人参公社)
11 キム・スジ(33、IBK企業銀行アルトス)
14 ヤン・ヒョジン(31、現代建設ヒルステート)
―セッター
3 ヨム・ヘソン(30、KGC人参公社)
7 アン・ヘジン(23、GSカルテックス・ソウルKIXX)
―リベロ
9 オ・ジヨン(32、GSカルテックス・ソウルKIXX)
韓国は6月末まで行われたVNLで3勝12敗を記録し、参加国16カ国中15位で大会を終えた。
当時のメンバー15人からは、ハン・ソンイ(KGC人参公社)、イ・ダヒョン(20、現代建設ヒルステート)、ハン・ダヘ(26、GSカルテックス)、キム・ダイン(22、現代建設ヒルステート)、ユク・ソギョン(20、IBK企業銀行アルトス)の5人が落選。
一方、負傷のためVNLに出場しなかったキム・ヒジンとキム・スジが最終エントリーに含まれた。
ラバリニ監督は「河東での練習は韓国を代表する選手を選抜するうえでとても重要な時間だった。選手選抜とは別に、代表で献身的な姿勢で練習に臨んでくれたすべての選手に感謝したい」とし、「チームの戦術に合致する選手を選抜しただけで、選手個々人が持つ力量について否定的な判断をしたわけでは絶対にないことを強調したい。選手全員が最後まで最善を尽くし、東京五輪への準備を進める」と意気込んだ。
女子バレー韓国代表は河東でのコホート隔離を終えた後、来る6日午前に鎮川(チンチョン)の選手村に入村。以後、20日に東京へ出発する予定だ。
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