「全体的に簡単ではない試合になるだろう」
トルクメニスタン代表を率いるヤズグリー・ホジャゲルディエフ監督が、来る6月5日に対戦する韓国代表への警戒心を明かした。
同日、トルクメニスタンは高陽(コヤン)総合運動場で2022年カタールW杯アジア2次予選グループHの第4戦を戦う。
去る2019年9月の2次予選初戦では韓国が2-0で勝利。元FC東京のFWナ・サンホ(24、FCソウル)、元ヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨン(31、アル・サッド)がそれぞれ得点し、2-0でアウェーの韓国が勝ち点3を手にした。
ホジャゲルディエフ監督は4日に行われたオンライン記者会見で、「1カ月前から監督を務めることになった。前回の対戦と比べてどういう点が変わったのか答えることは難しい」と短く述べた。
今回の2次予選に向け、韓国はキャプテンのFWソン・フンミン(28、トッテナム)をはじめMFイ・ジェソン(28、ホルシュタイン・キール)や元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ(28、ボルドー)など、海外組の主力を招集した。
ホジャゲルディエフ監督は「誰か1人を選ぶならソン・フンミンだ。ただ、韓国は90%が欧州組だ。特定の1人だけ警戒するより、全体的に簡単ではない試合になるだろう」と緊張感を緩めなかった。
韓国で残り試合が集中開催されるグループHは、北朝鮮の棄権により同国との対戦成績がすべてリセットされた。トルクメニスタンはホームで北朝鮮に3-1で勝利しているだけに、この決定は残念でならないだろう。
ただ、ホジャゲルディエフ監督は「ホームで勝ち取った勝ち点3が失われるのは残念だ。だが、明日の試合に大きな影響はない」とし、「中立試合や集中開催については受け入れるしかない状況だ。最善の試合ができるようにしなければならない。体力的にも精神的にも準備は整った」と強調した。
韓国対トルクメニスタンは、明日午後8時キックオフ予定だ。
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