2015シーズンにアウェイで行われたグループリーグ浦和レッズ戦で2-1の逆転勝利。これがターニングポイントとなった。
この試合に勝利し、水原は事実上決勝トーナメント進出を確定させた。決勝トーナメント1回戦でも、柏レイソルとのアウェイ戦で2-1で勝利した。
また、2016シーズンには、グループリーグのガンバ大阪とのアウェイ戦で2-1の勝利を収めており、昨年2月にアウェイで行われたグループリーグの川崎フロンターレ戦も1-1で引き分けている。
今シーズンは準決勝の相手である鹿島と今年4月にグループリーグ最終戦でアウェイで対戦。1-0で勝利し、グループ1位で決勝トーナメント進出を決めた良い思い出がある。
日本でのアウェイ戦に限った話ではない。水原は今シーズン、海外遠征で強さを見せている。
ACLグループリーグで行った3度のアウェイ戦では、シドニーFC(オーストラリア、2-0)、上海(中国、2-0)、鹿島(日本、1-0)を相手にすべて無失点で勝利している。
この勢いが続けば、無難に決勝へ進出できるだろうと予想されている。
Jリーグクラブを相手に、もう一度アウェイ戦での強さを見せられるかどうか注目だ。
(構成=李 仁守)