本日(5月27日)“女子バレー日韓戦”!韓国はキム・ヨンギョンが休養十分、現在のチーム状況は?

イタリア・リミニで行われているFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)女子で本日(5月27日)、日本代表と韓国代表が激突する。両チームとも25日の開幕から2試合を終えたなか、好調なスタートを切ったのは日本。初戦でタイにストレート勝ちすると、続く中国戦でもセットカウント3-0の快勝を収めた。

中国が今大会、主力が帯同せず控え中心だったとはいえ、黒後愛(22)や石川真佑(21)ら若手の活躍もあり、日本が2連勝に成功している。

一方の韓国は、日本が勝利した中国に開幕戦で逆転負けの黒星スタート。それでも、その翌日にはタイにセットカウント3-1で勝利した。

“美人双子”の抜けた韓国のチーム状況は?

韓国は、2020年1月の東京五輪アジア予選で本大会出場権を獲得して以降の1年間でチームに大きな変化が起きた。その最たる例が、代表の主力メンバーだった“美人双子”の離脱だ。

代表エースのイ・ジェヨン(24)、セッターのイ・ダヨン(24)の双子姉妹は、今年2月に学生時代のいじめが発覚。これによって所属チームの興国生命ピンクスパイダーズからは無期限出場停止処分を、韓国バレーボール協会(KVA)からは代表資格剝奪処分を下され、それ以来、表舞台から姿を消した。

【写真】「この世の美貌じゃない」美人双子が雑誌で見せた圧巻ビジュアル

イ・ジェヨン(左)とイ・ダヨン

そのため、韓国率いるステファノ・ラバリニ監督は今回のVNLを東京五輪の“前哨戦”と捉え、イ・ジェヨンとイ・ダヨンの穴を埋め得る選手を探し出そうとしている。

エースだったイ・ジェヨンの代わりはイ・ソヨン(26、KGC人参公社)が務めるとされる。イ・ソヨンは2020-2021シーズン、GSカルテックス・ソウルKIXX所属でチームの3冠達成をけん引し、自身もチャンピオン決定戦でMVPに輝いた。これまで代表ではイ・ジェヨンの陰に隠れていたが、“新エース”としての活躍が期待されている。

(写真提供=KOVO)イ・ソヨン

「東京五輪が最後のオリンピックになる」と公言している代表キャプテンのキム・ヨンギョン(33)も、依然としてその存在感は大きい。

キム・ヨンギョンは中国戦でイ・ソヨン(16点)に次ぐ14点を挙げた。また、タイ戦では先発を外れ休養が与えられただけに、“日韓戦”に向けて準備万端といったところだろう。

キム・ヨンギョン

一方、イ・ダヨンに代わるセッターは模索中の段階だ。

今回のVNLに招集されたセッターは3人。ベテランのヨム・ヘソン(30、KGC人参公社)、GSカルテックスの3冠に貢献したアン・ヘジン(23)、そして代表初選出のキム・ダイン(22、現代建設ヒルステート)だ。

中国戦ではキム・ダインが、タイ戦ではアン・ヘジンがそれぞれセッターを務めた。ヨム・ヘソンは2人に比べて経験豊富ではあるが、シーズン中に負った右手負傷から回復したばかりなため、今大会ではコンディションや試合感覚を取り戻すことに集中するものとされている。

(写真提供=KOVO)キム・ダイン

ちなみに、両国が最後に対戦した2019年9月の日本開催の女子バレーW杯では、韓国がセットカウント3-1の逆転勝利を収めている。約1年半ぶりとなる“日韓戦”でどのような戦いが繰り広げられるのか、午後8時の試合開始を楽しみに待ちたい。

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