元ベガルタ仙台の道渕諒平、韓国2部退団が決定的に「リョウヘイを外すことを要求した」

過去に女性への暴行で物議を醸した道渕諒平(26)の退団が決定的となった。

【関連】Kリーグで不祥事の前歴ある選手の加入に非難の声

韓国メディア『OSEN』が5月21日に独占報道したところによると、現在Kリーグ2(2部)の忠南牙山(チュンナム・アサン)FCに所属する道渕が、チームを退団する予定だという。

同メディアは「忠南牙山の最上層部が選手団にリョウヘイ(Kリーグにおける道渕の登録名)をチームから外すことを要求した」とし、「リョウヘイは忠南牙山を去らなければならない。彼は新しいチームを探しているが、入団は容易ではないだろう」と語ったサッカー関係者の言葉を伝えている。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)道渕諒平

道渕はかつて、ヴァンフォーレ甲府在籍時の2017年に知人女性への暴行、ベガルタ仙台在籍時の2020年に交際女性への暴行で逮捕されたことがある。

2020年10月に仙台との契約を解除された後、今シーズンからは元Jリーガーのパク・ドンヒョク監督率いるKリーグ2の忠南牙山に加入。ここまで7試合に出場、2ゴール1アシストを記録し、第3節ではベストイレブンに選ばれたこともあった。

ただ、道渕が女性への暴行で逮捕された経歴を持っていることから、地元市民団体や女性団体から道渕の退団を求める声が殺到。忠南牙山側も、「適切な方法で年内に(選手を)整理する」という声明を発表していた。

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