東京五輪を控えるU-24韓国代表が、日本とも対戦するガーナと親善試合2連戦を組むことになった。
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5月21日、韓国サッカー協会（KFA）は来る6月12日と15日にU-24ガーナ代表と親善試合を行うことを発表した。2試合とも済州（チェジュ）ワールドカップ競技場で行われ、12日の第1戦は午後7時、15日の第2戦は午後8時にキックオフする。
U-24韓国代表の国際試合は、昨年11月のエジプト遠征でU-24エジプト代表、U-24ブラジル代表と戦って以来、約7カ月ぶりのことだ。招集メンバーは今月24日に発表され、31日に済州島・西帰浦（ソグィポ）で合流後、ガーナ戦に向けた準備を進める。
今回の2連戦は、東京五輪本大会に出場する18人のエントリーを事実上確定する最後の機会になる見通しだ。U-24韓国代表を率いるキム・ハクボム監督は、4月末に開いた記者会見で「6月に親善試合が行われる場合、オーバーエイジ枠含めたメンバー構成を終わらせる過程とする」と明らかにしていた。
U-24ガーナ代表は東京五輪アフリカ予選で4位となり、3位までに与えられる本大会出場権を惜しくも逃したチームだ。といっても、コートジボワールとの準決勝、南アフリカとの3位決定戦のどちらもPK戦の末に敗れていただけに、戦力差はほとんどない。
また、訪韓前の6月5日にはU-24日本代表とも親善試合を行うため、時差適応やコンディション調整にも大きな問題はないものと見られる。
オリンピック世代による韓国とガーナの対戦成績は、3戦2勝1分で韓国が上回っている。
3試合すべて1996年のアトランタ五輪世代に行われたもので、大会前の親善試合2連戦では1勝1分を記録。本大会でもグループステージで対戦し、ユン・ジョンファン（現ジェフユナイテッド市原・千葉監督）のゴールで1-0と勝利していた。なお、A代表同士では6戦3勝3敗と互角だ。
先月に東京五輪アジア最終予選プレーオフのため訪韓した女子サッカー中国代表と同じく、U-24ガーナ代表も入国後すぐに新型コロナウイルス感染症検査を受け、移動も統制するなど、防疫のために必要な措置は徹底的に取られるものと見られる。
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