松山英樹39位の米ツアーで優勝の李京勲(イ・キョンフン)は、日本でも活躍した“同級生”だった!

2021年05月17日 ゴルフ #男子ゴルフ

米国男子ツアーの「AT&Tバイロン・ネルソン」が5月14日(日本時間)から17日の4日間にかけ、テキサス州のTPCクレイグランチで行われた。

小平智(31)が通算17アンダーで日本勢最高位の13位タイ、マスターズ王者の松山英樹(29)が通算12アンダーの39位タイに終わったなか、優勝トロフィーを掲げたのは松山と同世代の韓国人ゴルファー、イ・キョンフン(29)だった。

イ・キョンフンは17日の最終ラウンドで8バーディ・2ボギーで6アンダーの「66」を記録。4日間通算25アンダーの「263」とし、2位サム・バーンズ(24)と3打差をつけ頂点に立った。優勝賞金は142万2000ドル(日本円=約1億5555万円)だ。

イ・キョンフンは今回、米国男子ツアー出場80大会目で初優勝を果たすとともに、韓国勢で同ツアー8人目の優勝者となった。また、2019年の前回大会王者がカン・ソンフン(33)だったことから、同大会2連続で韓国勢から優勝者が生まれることとなった。

(写真提供=AP/アフロ)トロフィーを掲げるイ・キョンフン

日本で優勝した経験も

アマチュア時代、2010年広州アジア大会で団体金メダルも獲得したイ・キョンフンは、これまで日本男子ツアー2勝、韓国男子ツアー1勝と優れた活躍を見せてきた。

ただ、2016年からは自身の夢を追い求め、米国2部のコーンフェリーツアーに挑戦。そして2018シーズン、同ツアーの賞金ランキングで9位に入ったことで、翌シーズンの1部ツアー出場権を獲得。以降は2シーズン連続でプレーオフを経験し、とうとうツアー初勝利まで実現して見せた。

米国男子ツアーにおける最高成績は、今年2月に行われた「WMフェニックスオープン」での2位タイだったイ・キョンフン。最新の世界ランキングでも驚異の78ランクアップで59位まで浮上し、来る7月の東京五輪出場への期待感も高めた。

今大会に出場したほかの韓国勢では、ディフェンディングチャンピオンのカン・ソンフンが通算11アンダーで47位タイ、キム・シウ(25)が通算10アンダーで55位タイ。チェ・ギョンジュ(50)は予選で脱落した。

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