韓国女子ツアーの2021シーズン第4戦「第7回キョチョンハニー・レディースオープン」が、5月7日から9日まで京畿道(キョンギド)安山(アンサン)市のアイルランドCC(パー72、6650ヤード)で行われた。
今大会を制したのは1992年生まれのクァク・ボミ(28)。彼女は2010年8月のプロ転向以降、実にデビュー11年目にして生涯初優勝に成功した。
第1ラウンドを4アンダーの2位タイでスタートしたクァク・ボミは、第2ラウンドでさらに2打を減らし首位浮上。最終ラウンドでも3バーディ・0ボギーと安定したショットを披露し、通算9アンダーの「207」で見事トロフィーを掲げて見せた。
クァク・ボミは大会後、インタビューで「思いがけず優勝できて本当に嬉しい」と喜びを示すと、「今日の優勝で数年(2シーズン)はシード権の心配をしなくて良くなったことも嬉しい」と、安堵の表情を見せた。
今シーズンは開幕から3大会連続で予選脱落と、優勝争いどころか賞金すらも獲得できずにいたクァク・ボミ。
それだけに、今回の優勝には「夢のようだった。(優勝が決まった瞬間は)何も考えられなかった。本当に優勝なのか?夢じゃないか?とも考えた」と驚きを隠せない様子だった。また、今後の目標については「自分はスコアの起伏が激しい。常に予選通過を目標に参加したい」と謙虚に語った。
なお、2位にはクァク・ボミとわずか1打差の通算8アンダーでチ・ハンソル(24)、通算6アンダーの3位タイにはイム・ヒジョン(20)とチョン・ウリ(24)の2人が入った。第3戦の今シーズン初メジャーで優勝したパク・ヒョンギョン(21)は最終ラウンドで順位を4つ上げ、通算3アンダーの10位タイで大会を終えた。
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