スペインメディア「ドンバロン」は、バルセロナユース出身のイ・スンウ(ポルティモネンセ)の近況を伝え、「ソン・フンミンよりマシだと思っていたのに…」と表現した。
同誌は、「失われたバルセロナの約束」というタイトルで、「1998年はバルセロナで最も多くを期待した世代で、数人の興味深い選手がいた」と言及。そして、ダニ・オルモ(RBライプツィヒ)やカルロス・アレニャ、マルク・ククレジャ(以上ヘタフェCF)、カルレス・ペレス(ASローマ)らとともに、イ・スンウの近況を伝えた。
イ・スンウについては、「肉体的に彼は非常に速く強力で、技術的にもゴールを決める素晴らしい能力を持っていた。ただ国際サッカー連盟(FIFA)の制裁で公式戦に出場できないまま、1年以上を過ごさなければならなかった。その後は以前の姿ではなかった」と残念さを伝えている。
その上で、「イ・スンウは韓国の希望であり、ソン・フンミンよりも優れていると期待していた」と加えた。
バルセロナを離れたイ・スンウは、エラス・ヴェローナFC(イタリア)、シント=トロイデンVV(ベルギー)を経て、今シーズンからはポルトガル1部のポルティモネンセSCへとレンタル移籍したが、依然として出場機会の確保に苦労している。
5月2日に行われたリオ・アヴェとのリーグ戦ではベンチ入りしたものの、途中出場もなく試合は終了した。2021年1月のポルトガル入り以来、まだ3試合の出場にとどまっている状況だ。
前へ
次へ