元ガンバ大阪ファン・ウィジョ、2021年でエムバペに次ぐゴール数をマーク!初の二桁得点も目前

元ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョ(28、ボルドー)が、フランスの舞台でトップクラスのストライカーに飛躍している。

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ファン・ウィジョは、3月22日(日本時間)に行われたリーグ・アン第30節モンペリエ戦で先発出場し、前半28分に先制ゴールを記録した。

シーズン9ゴール目をマークしたファン・ウィジョは、二桁得点まであと一歩に迫った。ただ、ボルドーは1点のリードを守ることができず、最終的に1-3で敗れた。

(写真提供=AFP/アフロ)ファン・ウィジョ(左)

去る14日の第29節ディジョン戦で2ゴールを決めたファン・ウィジョは今回、2試合連続ゴールを達成し、リーグ・アンにおける自身のシーズン最多得点記録を再び更新した。

モンペリエ戦でワントップとして出場したファン・ウィジョは前半28分、ポール・ベイス(32)のロングパスで相手DFラインを抜け出すと、ペナルティエリア内でボールを胸トラップした後、右足でシュートを放ちゴールネットを揺らした。ファン・ウィジョは後半も献身的に走り回り、フルタイムを消化した。

ファン・ウィジョは2021年に入ってから得点ペースが速まっている。フォワードの主力としての座が保障され、確実に安定感が増している。持ち味の抜け出しとミドルシュートも好調だ。

パク・チュヨンの持つ記録の更新も視野

1月17日の第20節ニース戦を皮切りに、ファン・ウィジョはここまで7ゴールを決めた。そのうち2試合で複数得点をマークした。この記録はリーグ・アン内で見てもトップクラスだ。

2021年ここまでのリーグ・アン最多スコアラーはフランス代表FWキリアン・エムバペ(22、パリ・サンジェルマン)で8ゴール。ファン・ウィジョはカナダ代表FWジョナサン・デイビッド(20、リール)やフランス人FWアミーヌ・グイリ(21、ニース)とともに、エムバペに次ぐ2位タイに位置している。

リーグ・アン終了までは残り8試合となっている。シーズン二桁得点までは残り1ゴールとしており、元韓国代表FWパク・チュヨン(35、FCソウル)が2010-2011シーズンのモナコ時代に樹立したリーグ・アンにおける韓国人選手最多ゴール(12ゴール)の更新も不可能ではない。

また、ファン・ウィジョは来る25日に行われる日本代表と韓国代表による国際親善試合に出場しない。体力の負担や時差ボケなどといった悪材料もなく、2週間の休息期間を過ごせるわけだ。

ボルドーは次戦、4月4日の第31節でストラスブールと対戦する。国際Aマッチ期間明けの初戦で、十分な休息を取ったファン・ウィジョが3試合連続ゴールでありながらリーグ・アンでの初の二桁得点を達成できるかどうか、彼の活躍に注目したい。

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