“遅咲き美女”ゴルファーのジョン・ジユ、18歳からの道程と親への感謝を糧に誓う活躍

2021年03月21日 ゴルフ #韓国女子ツアー

18歳という比較的遅いタイミングでゴルフを始めたものの、見事レギュラーツアー(1部)入りをはたしたジョン・ジユ(25、ハナ金融グループ)。

ゴルフファンの注目を集めている彼女は、アイドル顔負けのルックスでも話題になったが、ゴルフを始めるには遅い年齢でレギュラーツアー入りまで成功させたジョン・ジユは実力の裏づけがあるため、さらに大きな期待を集めている。

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スポーツが好きで活発な学生だったジョン・ジユは、屋外で芝生を踏みしめながらプレーするゴルフに魅了され、18歳という年齢で本格的にゴルフを習い始めたという。

そしてスタートからたった2年で準会員として入会し、KLPGA 2015 SHINANグループ杯ジャンプツアー第3戦(第9戦から第12戦)で好成績を挙げ、KLPGAの正会員に昇格、さらに2016年からはドリームツアー(2部)で頭角をあらわし始めた。

(写真提供=KLPGA)ジョン・ジユ

紆余曲折のプロ生活

ドリームツアー入りして以来、2020シーズンに最も安定した姿を見せたジョン・ジユは、「KLPGA 2020務安(ムアン)CC オールフォーユー・ドリームツアー第6戦」で2位となったのに続き、「KLPGA 2020 ハンセ・フェニックスCCドリームツアー第7戦」で、またしても2位に位置づけ、好調な流れに乗ったかのように見えた。

しかし、続いて出場した「KLPGA 2020 KBC ドリームツアー with WEST OCEAN CC第1戦」と、KLPGA 2020 務安CC オールフォーユー・ドリームツアー第8戦」で連続して予選通過に失敗したジョン・ジユは、「準優勝を続けて2度経験したので、思わず優勝への欲が私の足を引っ張ったようだった」と当時を振り返っている。

その後、1週間のリフレッシュ期間を挟み、「KLPGA 2020 WEST OCEAN CCドリームツアー第9戦」に参加したジョン・ジユは、「大会開始前、ゴルフ場近くの海岸道路をドライブして、心の余裕を取り戻した。雨が降ったが、雨粒が心の負担をぬぐい去ってくれるような気持になり、落ち着いて大会に臨むことができた」と回想し、実際にジョン・ジユは3ラウンド合計11アンダー2の05打(67-69-69)を記録。ベテランのイ・ソラ(31)と延長戦に突入した。

(写真提供=KLPGA)ジョン・ジユ

3回の延長の末にバーディーを奪い、イ・ソラを下したジョン・ジユは、生涯初優勝で喜びの涙を流していた。その後も順調に賞金を獲得し、計5千6百万ウォン(約560万円)余りの累計賞金額で最終賞金順位6位に名前を連ね、2021シーズン正規ツアーシード権を確保した。

また、昨年の正規ツアーシード順位の資格(50位)で、計3回の正規ツアー大会を経験している。昨シーズンの開幕戦として行われた「第42回KLPGAチャンピオンシップ」に出場したジョン・ジユは104位タイにとどまり、1部の高い壁を痛感したという。

その後、「第8回E1チャリティーオープン」「メッコール・龍平(ヨンピョン)リゾートオープンwith SBS Golf」にも名乗りを上げたが、それぞれ足切りと激しい頭痛のため棄権せざるを得ず、残念な結果に終わっていた。

しかし、今季ルーキーとしてデビューするジョン・ジユは、昨年感じた悔しさを振り切ろうと、現在は済州島(チェジュド)で汗を流しているそうだ。

“始めるのが遅い”と言われた時の親に感謝

ジョン・ジユは、「毎週大会が開かれるレギュラーツアーに備え、冬の間は体力トレーニングに注力した。先週からは済州島で開催されたルーキー選手権に出場し、その後も実戦感覚を研ぎすますことに力を注いでいる」と話し、「グリーン周辺での様々な状況に備え、多様なショットを試している。シーズン開幕まで一生懸命練習し、多くの期待に応えるためにさらなる努力を重ねていきたい」と抱負を語っている。

(写真提供=KLPGA)ジョン・ジユ

続いて、「ゴルフを始めた時、周りからあまりにも遅すぎるとよく言われた。そんな言葉を浴びて気後れするたびに両親から“頑張っている”、“遅かった分だけより息の長い選手になればいい”と応援されたおかげで、これまで来られたと思う」とし、「いつもポジティブに考えようとする性格なので、ジンクスなどはない。今シーズンも前向きな気持ちで臨みながらも、負傷なくシード権を維持し、さらには生涯たった一度の新人王のチャンスをつかめるよう最善を尽くしたい」と親への感謝と意気込みを伝えた。

レジェンド・朴セリ(44)をロールモデルにしているというジョン・ジユは、「大変な時期に、ゴルフを通じて国民に希望を持たせてくれた朴セリプロのような素晴らしい選手になりたい」と話し、「ゴルフファンの方々に少しでも力を与えられるよう、今シーズンは安定した姿を見せることが目標だ。多くの期待と応援をお願いしたい」と成熟した答えを付け加えた。

「夢がある限り、チャンスはある」という言葉を胸に刻み、挑戦を続けるジョン・ジユが、2021 KLPGAツアーで夢を叶えることができるのか、注目が集まっている。

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