【韓国女子ゴルファー図鑑】最強最高の「チジョン(至尊)」、申ジエが日本挑戦を選んだ理由とは

2019年03月07日 ゴルフ

日本で注目を集める韓国女子ゴルファーたち。

毎年のようにスター選手たちが日本ツアーに参戦しており、ゴルフファンから人気を集めている。

そんな強くて美しい韓国女子ゴルファーたちをシリーズで紹介する。

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第7回は申ジエ。2018年シーズンに日本ツアー4勝を挙げ、賞金ランキング2位に入った韓国ゴルフ界の“チジョン(至尊)”だ。

11歳の頃からゴルフを始めた彼女の成長過程は苦労の連続だった。

牧師だった父は借金をして娘の練習費用を賄い、娘もそんな家族の期待に応えようとゴルフ漬けの毎日を送ったという。

その最中、練習場への送り迎えを買って出てくれた母が交通事故で亡くなってしまう。父は母が亡くなって下りた保険金を娘に手渡し、「オモニ(お母さん)が命と引き換えにしたこの金で、お前はゴルフを頑張れ」と励ましたという。まさに涙と悲しみを乗り越えながら彼女は成長してきたのだ。

それだけに彼女は強く、驕りもない。

申ジエ

2006年から高校生ながらプロ転向すると、3年連続で韓国ツアーの最多勝、賞金女王、年間MVPの3冠を達成。

2009年から渡ったアメリカでも、最多勝(3勝)、新人王、シーズンMVPの3冠に輝き、2010年に「エビアン・マスターズ」で初のアメリカ・メジャー制覇も達成。同年5月にはアジア人として初の世界ランキング1位にも昇りつめた。

まさに最強にして超一流のプロゴルファーである。

そんな彼女が日本に本格参戦するようになったのは2014年から。
 

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