元ガンバ大阪ファン・ウィジョが2021年絶好調!欧州キャリア初の二桁得点も視野

かつてガンバ大阪で活躍したファン・ウィジョ(28、ボルドー)の好調が続いている。

ファン・ウィジョは、去る2月7日(日本時間)に行われたリーグ・アン第24節ブレスト戦で後半11分に先制ゴールを決め、シーズン6点目に成功した。なお、試合は1-2でブレストが勝利している。

2021年に入ってから好調続きだ。ファン・ウィジョは1月17日の第20節ニース戦で得点して以降、今年行われた7試合で4ゴールを挙げている。

(写真提供=AFP/アフロ)ファン・ウィジョ

ファン・ウィジョはブレスト戦の得点で、欧州デビューを果たした2019-2020シーズンの総得点数(24試合6ゴール)に並んだ。当時はシーズン後半の2月だけで3ゴールを決めて勢いに乗っていたが、新型コロナウイルス感染症の影響でシーズンが早期終了となったため、二桁得点を達成できずにいた。

だが、今シーズンはここまで22試合に出場した時点で6ゴールを決めた。今後、リーグ戦を14試合残しているだけに、自身初の欧州二桁得点にもチャレンジできる状態だ。

過去に欧州で二桁得点を達成した韓国人選手は?

これまで欧州でシーズン二桁得点を達成した韓国人選手は、チャ・ボムグン(67)、ソル・ギヒョン(42)、パク・チソン(39)、パク・チュヨン(35、FCソウル)、ソン・フンミン(28、トッテナム)、ソク・ヒョンジュン(29、ランス)、ファン・ヒチャン(25、ライプツィヒ)、クォン・チャンフン(26、フライブルク)の8人。リーグ戦のみの二桁得点に限れば6人(チャ・ボムグン、ソル・ギヒョン、パク・チュヨン、ソン・フンミン、ファン・ヒチャン、クォン・チャンフン)だ。

つまり、ファン・ウィジョが残り14試合で4ゴール以上挙げることができれば、韓国人選手歴代7番目に欧州リーグでのシーズン二桁得点を達成することになる。

韓国人選手で欧州最多二桁得点記録を持つのはソン・フンミンだ。

ソン・フンミンはハンブルガーSV在籍時の2012-2013シーズンに初めて二桁得点を達成して以降、今シーズン含め通算8度の二桁得点を記録している。特に2016-2017シーズン以降、直近5シーズン連続で二桁得点を果たしている。

次点は、1970~1980年代にドイツで活躍したチャ・ボムグンが通算7度と続く。

ファン・ウィジョがプレーするリーグ・アンでは、パク・チュヨンが2010-2011シーズンにモナコでプレーした当時に12ゴール、クォン・チャンフンが2017-2018シーズンにディジョンでプレーした当時に11ゴールを達成している。

今年に入り勢いに乗るファン・ウィジョだが、果たして待望の二桁得点を達成することはできるのだろうか。

【関連】“チームメイトに捧げる勝利”ファン・ウィジョが欧州初1試合2ゴール達成

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