ソン・フンミン、自分が決めたゴラッソに”ビックリ”「まさか決まるとは…」【一問一答】

「ファンが恋しかった」

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今シーズンのプレミアリーグで11試合10得点を記録中の韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が、ファンの前で決めたゴールに感激した様子を見せた。

12月7日(日本時間)、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでプレミアリーグ第11節トッテナム対アーセナルの“ノース・ロンドン・ダービー”が行われた。

(写真提供=ロイター/アフロ)ソン・フンミン

この試合で先発出場したソン・フンミンは、前半13分に先制ゴールを決めると、同ロスタイムにはハリー・ケイン(27)の追加点をアシスト。後半43分にルーカス・モウラ(28)との交代でピッチを退いたが、1ゴール1アシストの活躍でチームを2-0の勝利に導いた。

ダービーを制したトッテナムは勝ち点24(7勝3分1敗)で首位に浮上。一方、敗れたアーセナルは勝ち点13(4勝1分6敗)で15位に沈んでいる。

“ソン・フンミン・ゾーン”からの一発

序盤からアーセナルの攻勢を受けていたトッテナムだが、 “ソン&ケイン”デュオの一発で機先を制した。

前半13分、カウンターの場面でケインが敵陣後方に走り込むソン・フンミンに正確なスルーパスを送った。パスを受けたソン・フンミンは、ペナルティエリア手前に向かってドリブルした後に右足で巻いたシュートを放ち、先制ゴールを決めた。自身リーグ10得点目かつ、シーズン13得点目のゴラッソだった。

ソン・フンミンは試合後、本紙『スポーツソウル』とのインタビューで「(幼い頃から)シュート練習をたくさんした位置ではあるけど、まさか決まるとは思わなかった」と笑うと、「内側にカットインしたとき、相手の守備がスペースを空けてくれた。運が良かった」と謙遜した。

「ファンがいてこそ選手も存在する」

以下、ソン・フンミンとの一問一答。

―久しぶりに“ソン・フンミン・ゾーン”から得点したが。

僕が(幼い頃から)たくさん練習した位置であることは間違いない。でも、まさか決まるとは思わなかった。試合の状況上、中に(ドリブルして)切れ込んだときに相手の守備がスペースを空けてくれた。運良くゴールが決まった。

―ケインと連携を聞かないわけにはいかない。最近では対戦相手が2人の動線や動き出しを対策し始めている。ケインと話を交わすことはあるか。

瞬間瞬間で発展しようと努力している。我々も相手の分析を多く行っている。僕がスペースに入り込むのが好きで、ケインは降りてきてのプレーを楽しんでいることを相手は知っている。だからこそ、より工夫してプレーしなければならない。

―5年連続でリーグ二桁得点に成功したが。

ゴールを決めることは重要だが、より重要なのはチームの成績だ。僕はただ自分の位置で最善を尽くしながら、チャンスが来たときにゴールを決めるプレーをしなければならない。

―トッテナムがリーグ首位に復帰した。ヨーロッパリーグ、FAカップ、リーグカップも含め、優勝への思いは大きいようだが。

まだ優勝の話は早い。現在1位だからと言って優勝するという保障はない。毎瞬間、毎試合で勝ち点3獲得に向けて頑張っている。次の試合はヨーロッパリーグだが、グループ首位でベスト32入りできるようにしたい。

―久しぶりに観客の前で試合をしたが。

とても懐かしかった。サッカーをしていてこれほど長い間無観客試合をしたことはなかった。ファンがいるからこそ選手も存在する。早く元気な姿でより多くの人がスタジアムに足を運んでほしい。何より今日のダービーで勝利できて嬉しい。トッテナムファンと、遅い時間に韓国で応援してくれた方々に感謝する。

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